林昌彦研究科長にきく 兵庫県立大学大学院会計研究科のそこが知りたい!


Q4 入学試験に合格するためにはどのような学習が必要でしょうか?

A 入試においては、基本的には高度な知識を求めてはいません。
学部レベルで学習する内容を確実におさえていただければ、合格できます。
計算については、日商簿記2級程度の問題を出題しています。
理論については、たとえば財務会計は『財務会計・入門―企業活動を描き出す会計情報とその活用法』桜井久勝・須田一幸著、有斐閣アルマ、管理会計は『管理会計・入門―戦略経営のためのマネジリアル・アカウンティング』浅田孝幸・頼誠・鈴木研一・中川優・佐々木郁子(著)、有斐閣アルマといった教科書をもとに、その基礎を確実に学習すればよいと思います。
ちなみに、『管理会計・入門』の執筆者の一人である頼 誠教授は、本研究科の教員ですね。
なお、過年度の入試問題については、兵庫県立大学生活協同組合・神戸商科キャンパス店で、 有料のコピー・サービスを受けることができます。

その他、本研究科の詳細はHPをぜひご覧ください。

(インタビュー:2019年11月7日@兵庫県立大学)

受験勉強でも、就職にしても、モチベーションをいかに上げていくか、維持できるかが成功への大きなカギになると思います。
そうした中、特にケーススタディ科目は実務に直接ふれることで、実務へのイメージ、ひいては将来の自分のイメージできることから、モチベーションがUPし、その結果勉強もはかどるのではないでしょうか。

なお、1・3月入試向け説明会が、2019年12月18日(水)14:00~16:00されています。
興味のある方は、ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。

(インタビュイー)
林 昌彦(はやし まさひこ)
1984年立命館大学経済学部卒業。1991年神戸商科大学大学院経営学研究科博士後期課程退学。流通科学大学情報学部講師、助教授、教授を経て2004年兵庫県立大学経営学部教授。2014年兵庫県立大学大学院会計研究科教授となり、2016年4月より研究科長を務める。
主要業績として、『知識時代の会計情報システム―データ管理から情報資源戦略へ―』税務経理協会、2003年、「グローバル化をめぐる会計問題」『會計』第192巻第2号、2017年など。


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