読書の秋! ナミさん(監査・会計アシスタント)がオススメする課題図書


【編集部より】
本を読むのにぴったりな季節。「何かオススメはないかな~」と探している人もいるのではないでしょうか。
そこで、本企画では、実務家などの読書愛好家から、会計人コースWeb読者の皆さんにオススメする「読書の秋の課題図書」をご紹介いただきました(1日お一人の記事を順不同で掲載・不定期)。
受験勉強はもちろん、仕事や人生において新しい気づきを与えてくれる書籍がたくさんラインナップされています。ぜひこの機会にお手にとってみてください!

オススメ書籍①『説得できる図解表現200の鉄則<第2版 >』(永山 嘉昭・山崎 紅、日経BP)

仕事でPowerPointを使う機会が多く、資料を分かりやすくまとめる方法を学びたいと思ったときに出会った一冊です。
図解の基本から情報の整理方法まで、200のルールが具体例とともに紹介されています。

最近はAIを使って資料を生成する機会も増えましたが、その前段階で何を伝えたいのか、情報同士がどうつながっているのかなどを自分の中で整理することの大切さは変わりません。図解の考え方を身につけることで複雑な情報を整理し、頭の中をすっきりさせることにも役立ちます。

最初からじっくり読み込まなくても、手元に置いてパラパラと眺めるだけでも十分参考になります。資料作成のスキルだけでなく、情報や考えを整理する力を身につけたい方にもおすすめしたい一冊です。

オススメ書籍②『世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考』(深井龍之介、ダイヤモンド社)

学校の授業ではなかなか学べない国内外の歴史を楽しく紹介し、さまざまなテーマを読み解くPodcast「COTEN RADIO(コテンラジオ)」が大好きで、そのメインパーソナリティであり株式会社COTEN代表の深井龍之介さんの著書として手に取った一冊です。

歴史から学ぶ、というと大げさに聞こえるかもしれませんが、この本で扱われているのはもっと身近なこと。
歴史上の人物の、決して順調でも完璧でもない人生や出来事を知ることで、私たちが普段何気なく持っている、こうあるべき、これが普通という価値観が絶対的なものではないことに気づかされます。

この視点を持っていると、仕事や人間関係、人生の岐路で悩んだときにも、そんなに思い詰めなくてもいいのかも、もっといろんなことにチャレンジしていいのかも、と思えるようになりました。歴史が好きじゃなくても楽しく読めますし、凝り固まった考えを少しほぐしたいときにもおすすめの一冊です。

オススメ書籍③『うわさのズッコケ株式会社』(作/那須 正幹 ・ 絵/前川 かずお、ポプラ社)

子どもの頃に夢中になって読んでいた「ズッコケ三人組」シリーズの中でも特に印象に残っている一冊です。

物語は、ハチベエ、ハカセ、モーちゃんの三人が株式会社を立ち上げ、子どもながらに商売を始めるところから展開していきます。
出資を募り、仕入、販売、売上、利益、配当など、株式会社やお金の仕組みがストーリーの中に自然に登場します。商売の難しさやお金をめぐる人間関係など、子ども向けの物語とは思えないほど生々しく具体的に描かれているところも、この本のおもしろいところです。

当時は会計を学んでいるという意識はもちろんありませんでしたが、大人になって会計に関わる仕事をしている今振り返ると、会社や商売の仕組みに触れた最初のきっかけはこの本だったのかもしれません。

難しい専門用語を覚えるよりも、物語を楽しみながらお金を稼ぐことや、会社ってこういうものなんだと知ることができる、大人になった今でもおすすめしたい一冊です。

【プロフィール】

ナミ
フリーランスの監査・会計アシスタント。
大手監査法人・準大手監査法人でのアシスタントとしての勤務を経て、2022年に独立開業。
現在は公認会計士・税理士の業務支援を中心に、専門家が本来の業務に集中できる環境づくりをサポートしている。趣味は音楽とライブ参戦。
・Xアカウント(@nami_Asupport


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