【税理士合格体験記】親の介護のため金融機関を退職し税理士を目指す。独学で財表一発合格!


出路智大(30代・アルバイト(2022年12月までは金融機関勤務))

【受験情報】
合格科目:財務諸表論(2025年、1回目)合格
学習スタイル:独学
▶サムネイルは財表の勉強で使用した計算用紙の束(本人提供)。
出路さんの簿記1級合格体験記はコチラ

受験のきっかけ

はじめまして、出路智大と申します。

2025年8月実施の第75回税理士試験財務諸表論に1回で合格できました。

これから目指される方、複数回受験されている方に少しでも参考になればと思い、合格体験記を書かせていただきます。

2022年11月に親が倒れたことを理由に介護をすることになりました。
2022年12月に介護を理由に、金融機関を退職しました。
そこで、「自分の力で時間をある程度コントロールすることができる税理士などの士業をしたい」という気持ちがわきました。

まずはじめに、2025年1月に日商簿記検定1級に合格しました。
そこから、税理士試験財務諸表論の勉強を開始しました。

勉強方法

勉強の教材としては、以下を利用しました。

・市販のネットスクールの簿記論・財務諸表論のテキスト
・問題集、TACの税理士受験シリーズ(総合計算問題集基礎編、応用編、理論問題集基礎編、応用編、過去問題集、重要会計基準)
・ネットスクールの直前予想模試

私は、テキストをまず読み、1回読み終えるごとに、テキストのはじめのページに付箋をはり、いつ読み終えたかを記載していました。

そして、一度読み終えると、問題集を解いていました。
問題集もテキストと同じようにはじめのページに付箋を貼り、いつ解いたかを記入していました。

最終的に、問題集は4回ほど解きました。計算は、時間を測り、試験当日は緊張することも考慮して、目標時間の8割の時間で解くことを心がけていました。

理論については、車で送迎している時や電車に乗っている時などの隙間時間で重要会計基準を読み込んでいました。

日商簿記1級では、理論の部分の理解が不足していると感じていたため、時間をかけました。
そして、5月ごろから理論問題集をやり始めました。
しかし、まったくわからず、点数が出ませんでした。
インプットを意識するあまり、アウトプットができていないことがわかりました。

そこで、毎日、計算の合間に理論問題集を数題ずつやりました。
そして、理論問題集に出なかったところは、他の方もできないだろうと思ってやりました。

合わせて重要会計基準は、引き続き読み込みながら、ここは記述で問われそうだなと感じたところを線を引いていました。最後の方では、線のところを重点的に読んでいました。
最終的 に重要会計基準は、15回ほど読みました。
直前期になると、重要会計基準の文章が空で言えるようになりました。

合わせて模試を解いていました。模試では50点台から60点台でした。試験前日、過去問題を解いていました。試験当日、似たような問題が出たことを覚えています。前日に過去問題をやっていて良かったと感じています。

受験までの流れ

受験票が届くと、試験の1週間前に受験会場の下見をしていました。
どこにトイレがあるかを確認していると当日焦らずに臨むことができます。
もし、当たればですが、おそらくこの教室だなと思うところで、どういった机、椅子かなども見ると良いです。(机がせまいなどいろいろ気づくことがあります。)

試験日当日、試験開始の1時間前に試験会場についていました。

本試験開始後、まず理論から解き始めました。
理論は、全体的に、重要会計基準を見ていると書くことができる内容が多かったです。

第1問、第2問を終え、時計を見ると、30分ほどしかたっていませんでした。
計算は、1時間から1時間30分ほどかかると見ていたので、ちょうどよい時間配分で計算にはいることができました。

計算は、過去問題で見たことがあるような内容が多く、シンプルな問題でした。シンプルな問題だからこそ、焦らず丁寧に解くことを意識しました。

計算が終盤に差し掛かった時に、心の中で「これは受かったかも」と思い、少し手が震えたのを覚えています。

モチベーションを保つため税法能力検定を受験

モチベーションの保ち方として、私が実践していたのは、少しずれますが税法能力検定を受験することです。

税法能力検定は、税理士試験と比べると取り組みやすく、合格するとモチベーションが上がりました。また、今後、受験する税法の基礎的な部分を学ぶことができて、良かったです。

おわりに

今回の財務諸表論は、30%超えの高い合格率に助けられたと思います。

本当に試験は何が起こるかわからないと感じました。

あきらめずに勉強していると、こういった高い合格率の時に当たることもあったりします。
あきらめずに頑張ってください。


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