長島 正浩(茨城キリスト教大学教授)
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問題
研究開発終了後のソフトウェア制作費のうち,資産計上されるものは?
解答・解説
製品マスター又は購入したソフトウェアの機能の改良・強化を行う制作活動のための費用で,著しい改良と認められないもの。
ただし,バグ(プログラミング上の誤り)取り等,機能維持に要した費用は,機能の改良・強化を行う制作活動には該当しないため,発生時に費用として処理される。
*研究開発意見書三3(3)
『これも桜井23版の図表9-2がわかりやすい!』(桜井23版,203頁)
◎復習しましょう!
1.CF計算書
2.一株当たり当期純利益
3₋1.金融商品会計①‐⑦
3₋2.金融商品会計⑧‐⑭
3‐3.金融商品会計⑮‐⑳
4-1.棚卸資産会計①‐⑥
4-2. 棚卸資産会計⑦‐⑫
5‐1.収益認識会計①‐⑦
5₋2.収益認識会計⑧-⑫
6.リース会計①‐⑥
7.固定資産の減損①‐⑩
第83回 ソフトウェア会計①
第84回 ソフトウェア会計②
第85回 ソフトウェア会計③
〈執筆者紹介〉
長島 正浩(ながしま・まさひろ)
茨城キリスト教大学経営学部教授
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。簿記学校講師,会計事務所(監査法人),証券会社勤務を経て,専門学校,短大,大学,大学院において非常勤講師として簿記会計や企業法を担当。その後,松本大学松商短期大学部准教授を経て,現在に至る。この間35年以上にわたり,簿記検定・税理士試験・公認会計士試験の受験指導に関わっている。
*本連載は,『会計人コース』2020年1月号付録『まいにち1問ポケット財表理論』に加筆修正したものです。