連載 『会計士・税理士・簿記検定 財務会計のセンスが身につくプチドリル』(第57回)ー 収益認識会計⑦


長島 正浩(茨城キリスト教大学教授)

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問題(空欄補充)

契約の当事者が合意した支払時期により,財又はサービスの(  ①  )への移転に係る信用供与についての重要な便益が(  ①  )又は企業に提供される場合には,(  ①  )との契約は重要な(  ②  )を含む場合がある。その場合,取引価格の算定にあたっては,金利相当分を調整する。収益は,財又はサービスが(  ①  )に移転した時点で,当該財又はサービスに対して(  ①  )が支払うと見込まれる( ③  )を反映する金額で認識する。

解答・解説

① 顧客
② 金融要素
③ 現金販売価格

*収益認識会計基準56項,57項
”割賦販売の設例がわかりやすい!”(桜井23版,130-131頁「設例7」)

◎復習しましょう!
1.CF計算書
2.一株当たり当期純利益
3₋1.金融商品会計①‐⑦
3₋2.金融商品会計⑧‐⑭
3‐3.金融商品会計⑮‐⑳
4-1.棚卸資産会計①‐⑥
4-2. 棚卸資産会計⑦‐⑫
第51回 収益認識会計①
第52回 収益認識会計②
第53回 収益認識会計③
第54回 収益認識会計④
第55回 収益認識会計⑤
第56回 収益認識会計⑥

〈執筆者紹介〉
長島 正浩
(ながしま・まさひろ)
茨城キリスト教大学経営学部教授
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。簿記学校講師,会計事務所(監査法人),証券会社勤務を経て,専門学校,短大,大学,大学院において非常勤講師として簿記会計や企業法を担当。その後,松本大学松商短期大学部准教授を経て,現在に至る。この間35年以上にわたり,簿記検定・税理士試験・公認会計士試験の受験指導に関わっている。

*本連載は,『会計人コース』2020年1月号付録『まいにち1問ポケット財表理論』に加筆修正したものです。


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