新型コロナウイルス感染者が急増し、「自宅学習」を余儀なくされている受験生が実践したい3つの工夫とは?


編集部

税理士・会計士論文式ともに本試験超直前期の現在、新型コロナウイルスの感染状況が再拡大しており、感染を避けるため外出をできるだけ控えようと考えている受験生も多いでしょう。

しかし、普段専門学校の自習室や図書館、カフェなどで勉強してきた方は学習のペースが崩れて、急に自宅で勉強するといっても、なかなか集中できない人も多いと思われます。

今は大事な超直前期の最後の追い込みの時期。
そこで、本試験直前の今、自宅学習で実践したい3つの工夫を教えます!

暗記が十分でない方は声に出してインプットしよう!

まだ暗記が十分できていない人は、模試、答練、直前予想問題集やnoteの出題予想(税理士試験:簿記論、財務諸表論、法人税法、消費税法)、これまで使いこんできた教材等を参考に、重要度の高い論点を中心に音読してインプットしましょう。
書いて覚えるよりはるかにスピードがアップしますし、声に出して覚えても自宅であれば周囲に迷惑をかけることもないので、ぜひお試しを!

なお、あやふやな論点については、セルフティーチングで最終確認をするのもオススメです。

本試験と同じ環境をつくろう!

自宅だと試験に関係するもの以外にも、趣味のものをはじめいろいろなものが手の届く範囲にあり、つい誘惑に流されがち。
それらを遮断するため、まずは机の周りを片付けましょう。
たとえば、自分が誘惑に負けそうなものは段ボールに入れてしまうのもよいと思います。
ついついさわって時間を浪費しがちなスマートフォンも、ある合格者の方は時間制限をするアプリを使用して、また別の合格者の方は勉強中は家のポストに入れておくなど、極力さわらない工夫していたと伺ったことがあります。
これらもぜひお試しください。

また、自宅で学習する際は、マスクをすると息苦しいので、ついつい外しがちになりますね。
しかし、本試験ではこの状況ですので、当然マスクをつける必要があります。
ですので、本試験同様マスクをつけて勉強することをオススメします。

生活にメリハリをつけよう!

自宅で学習する際にはメリハリがつけづらく、長時間机に向かっていて勉強した気になってしまうことも多いと思います。
さらに生活リズムが崩れて夜更かしをしてしまうことも。

しかし、本試験は当然日中実施されるので、生活リズムを本試験にあわせていくことが非常に重要です。

ですので、十分に睡眠をとること、そして朝型に切り替えていくことをオススメします。
特に試験の開始時間から逆算してどのようにすればベストな状態で試験に臨めるかシミュレーションをしましょう(社会人の方はなかなか難しいかもしれませんが、今週末がラストチャンスです!)

本試験直前にこの感染状況は、受験生にとっては非常につらく、勉強が手につかない方も多いと思います。
しかし、直前期は大きく実力がアップする時期でもあります。
この学習環境はすべての受験生に同じ条件。
ぜひ困難な中でも効果的な学習をして合格を勝ち取りましょう!


『税理士試験 簿記論 直前予想問題集(令和4年度)』

中央経済社編
定価:2,640円(税込)
発行日:2022/04/12
B5判 / 252頁
ISBN:978-4-502-42661-2
ご購入はこちらから

『税理士試験 財務諸表論 直前予想問題集(令和4年度)』

中央経済社編
定価:2,640円(税込)
発行日:2022/04/12
B5判 / 192頁
ISBN:978-4-502-42671-1
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