心得④ 計算学習は「目」でも勉強する!
スキマ時間にオススメしたいのが「テキスト」です。これには、理論学習はもちろん、計算学習も含みます。計算学習は、机の上で手を動かさないといけないイメージがありますが、手を動かさなくても計算力を上げることは可能です。
計算テキストは受験の原点であり、合格するための情報がたくさん詰まっています。じっくり読み直してみると、自分の中で見落としていた項目や、意外な発見があることに気づかされます。
また、計算テキストにある算式を、1つのイメージ(絵)として頭の中に記憶させられれば、問題を解いている最中に、その算式が自然と頭の中に浮かんでくるので、「ややこしい算式の組み方がわからずに計算の手が止まる」なんてことを防げます。
また、問題演習で間違った内容をテキストの余白に書き込んでおくと、いわゆる「間違いノート」もテキストで兼ねることができます。私も受験生のときはそのようにして、すべての情報をテキストに集約し、これをスキマ時間に読み返すことで、復習と同時に、どんな間違いをしたのかまで見直せる仕組みを作っていました。
たとえ机に向かう時間が取れなくても、①スキマ時間に、②手を動かさず、③いつでもサッと、勉強ができる態勢を整えておくことが重要です。