【日商2級から税理士へ ステップアップ会計教室】第11回:特殊商品売買③


<解 答>

◆委託者:C社(単位:円)

 借 方 科 目金 額貸 方 科 目金 額
積送品 50,000仕入 50,000
積送諸掛5,000現金5,000
「仕訳不要」   
「仕訳不要」   
「仕訳不要」   
委託販売 *1 68,000 積送品売上   80,000
積送諸掛 12,000
仕入*2 40,000積送品40,000
繰延積送諸掛*3  1,000積送諸掛1,000

*1 販売代金の送金額

*2 80個×原価@500円=40,000円

*3 期末商品棚卸高に相当する発送諸掛りについては、未販売であり次期以降の費用とするため繰延べます。また、積送諸掛16,000円は損益計算書の販売費及び一般管理費に表示します。

また、⑤の処理について、積送諸掛りを差引いた手取額で売上計上する場合は下記のように仕訳します。

 借 方 科 目金 額貸 方 科 目金 額
委託販売 68,000積送品売上68,000
仕入40,000積送品40,000

◆受託者:D社(単位:円)

 借 方 科 目金 額貸 方 科 目金 額
「仕訳不要」   
受託販売 4,000現金4,000
現金 80,000受託販売80,000
受託販売 8,000受取手数料8,000
「仕訳不要」   
「仕訳不要」   

ここで、委託販売勘定と受託販売勘定の残高を確認します。

委託者と受託者は、委託販売勘定と受託販売勘定の残高により送金額を確認します。


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