(2)練習問題
次の取引について、商品売買の記帳について小売棚卸法を採用した場合の期中取引の仕訳をしなさい。
期首商品棚卸高は58,000円(売価:89,000円)であった。
① 商品800,000円(売価:1,300,000円)仕入れ、代金は掛けとした。
② 上記①で仕入れた商品について45,000円値上げした。
③ 上記②の商品の値上額のうち4,000円の値上げを取り消した。
④ 上記①で仕入れた商品について120,000円値下げした。
⑤ 上記④の商品の値下額のうち10,000円の値下げを取り消した。
⑥ 得意先に商品1,230,000円を販売し、代金は掛けとした。
<解 答>
借 方 科 目 | 金 額 | 貸 方 科 目 | 金 額 | |
① | 商 品 | 1,300,000 | 買 掛 金 | 800,000 |
商品売買益*1 | 500,000 | |||
② | 商 品 | 45,000 | 商品売買益 | 45,000 |
③ | 商品売買益 | 4,000 | 商 品 | 4,000 |
④ | 商品売買益 | 120,000 | 商 品 | 120,000 |
⑤ | 商 品 | 10,000 | 商品売買益 | 10,000 |
⑥ | 売 掛 金 | 1,230,000 | 商 品 | 1,230,000 |
*1 貸借差額