【公認会計士論文式試験】財務会計論で1点でも多くとる解答戦略


3 理論に下書きって必要?

下書きのない解答は「監査計画のない監査」のようなものです。完全一致の典型論点なら別かもしれませんが、それでも解答の方針となる下書きは必要です(単に定義を書く系であれば不要です。私は受験当時、資産負債法と繰延法の内容が問われましたが、さすがにそれはすぐ書きました)。

下書きはほんの数秒数分でできます。それが結果的に時間短縮につながります。ケチらないでください。本試験は緊張しますよね? いわゆる「テンパる」状態で文章を書くことになるので、慌てますし焦ります。下書きは自分の中での「基本方針」となるので、心に余裕ができ、結果的に修正テープの使用頻度を減らすのです。意外にも下書きなしで解答すると、途中で「あれを忘れた」「これを足さなきゃ」「思った解答と違う」的なことが起こります。

典型論点であれば簡単な下書きを、少しひねった論点であればちょっとだけ丁寧に下書きを書いてみましょう。

白紙答案をなくすコツは?


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