【いざ公認会計士試験】 税理士試験受験生に学ぶ「コロナ禍の試験」とは


こんにちは、編集部です。

ついに8月23日(日)、公認会計士試験(第Ⅱ回短答式)が行われます。ただ、新型コロナウイルスの影響で、試験の雰囲気が例年とは少し違うことが予想されますね。「一体どうなるのやら…」と不安に思う受験生の方もいらっしゃるはず。

そこで、「先人に学ぼう」ということで,一足先に実施された税理士試験の情報をリサーチしてみました。Twitterで「税理士試験」と調べると、マスク着用や検温に対する感想など、今年ならではのツイートがたくさん。23日の試験に臨まれる皆さんの不安が少しでもなくなるよう、税理士試験の情報をもとに「コロナ禍の試験」というものの雰囲気をお伝えできればと思います。

また、公認会計士試験の短答式は「1日に全4科目を受験」と、長時間の集中力が要求される試験です。受験生の皆さんが最後まで全力を出し切れるよう、「長時間の試験を戦い抜くコツ」もお伝えします。

CONTENTS
マスクはやっぱり苦しかった
余裕をもった検温を
気温の変化に要注意
私語禁止のメリット
長時間の試験を戦い抜くコツ


マスクはやっぱり苦しかった

まずはじめは、やはり気になるマスク。

公認会計士・監査審査会のお知らせ(以下、「お知らせ」)にも「試験会場では,感染予防のため,マスクの着用をお願いします」という指示があります。

いくぶんマスクを着けた生活に慣れたとはいえ、頭を使う試験だとそうもいかないのではないか…。編集部でも一番の不安のタネでした。

そして案の定、税理士試験が終わった後のTwitterには「マスクで呼吸ができず頭が回らなかった」「想像以上に苦しい」といった声が。

また、お知らせにもあるとおり、本人確認の際にはマスクを一時的に外す必要があります。

ほんの数秒のことではあるのですが,Twitterには「時間のロス」「集中力が途切れる」といった声もありました。

この情勢下で仕方のないこととはいえ、やはり「真夏のマスク」は最大の強敵のようです。

▶読むと「マスク受験」が楽になるかも?
今年の試験はマスクが必須 ブラケットを試してみた


余裕をもった検温を

続いて検温。

お知らせには「一部の試験会場では,施設管理者側より入場時の検温が義務付けられています」とあり、37.5℃以上あると受験ができません。

この検温は税理士試験でも行われ、Twitterを見ると、「検温待ちの行列ができていた」「スムーズな検温だった」「ちょっとザルかも?」など、実にさまざまな声が見られました。

なかには、「サーモグラフィで引っかかった」というヒヤッとする声も(体温計で測ったところ問題なかったようです)。

連日、全国的に高気温が続いています。実際、編集部メンバーが試験会場の1つである幕張メッセまで歩いてみたときも、体温が0.3℃上がりました参照記事)。

どの試験会場で受験するとしても焦ることのないように、時間に余裕をもち、かつ身体をCOOLに保って検温に臨めるようにしましょう。

▶読むと安心して検温を突破できる!
税理士試験 本試験当日に身体をCOOLに保つコツ!
(by税理士試験受験生応援ブロガーくまおさん)


気温の変化に要注意

検温を突破し、無事に試験会場に入ることができても気を抜くのは危険です。

というのも、Twitterでは「試験会場が寒すぎた」といった声がちらほら。

熱中症予防としてクーラーをガンガンつける試験会場もあるでしょうし、そもそも適温でも「寒い」と感じてしまう方もいるかもしれません。

検温に備えた暑さ対策も重要ですが、試験会場内では寒さ対策も必要になってくるといえます。上着を持参するなどし、内外の気温変化に対応できるようにしましょう。

また、お知らせによると、換気のために「ドアや窓を開放する」ようです。

この換気の際も気温変化に気をつけたいところ。

ただ、Twitterには「風の当たる席で紙がペラペラめくれる」といった声もありました。コロナ対策や熱中症対策が受験生にとってはイレギュラーな事態に転じる場合もあるということも意識しておきましょう。


私語禁止のメリット

ただ、「コロナ禍の試験」、決して大変なことばかりではないようです。

お知らせには、密を防ぐために「試験会場内での私語は控えるようお願いします」とありますが、税理士試験の受験生のなかには「試験開始まで周りの雑談がほとんどなかったので集中できた」という方がいました。

言われてみるとたしかに! こんな時期だからこそ、最後まで周囲に気をとられることなく試験に臨めるといえます。マスクは受験生の敵ですが、ソーシャルディスタンスは受験生の味方です。

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