将来の経営を担うビジネスパーソンのための新資格“中小企業BANTO認定試験”を受験しよう!(第5回) ―「第4章 経営法務」ってどんな内容?


一般社団法人日本経営調査士協会 専務理事
下田 秀之

 本連載の第2回~第6回は、公式テキストの各章の概要を解説します。
 今回は、公式テキスト「第4章 経営法務」についてです。

1 「第4章 経営法務」ってどんな内容?

 社会的存在である企業は, どのような企業であれ, 社会のルールである法律に従って経済活動を行う必要があります。

 本章では,健全な企業経営を行ううえで, 必要不可欠な経営法務について学びます。
 具体的には,
①契約管理・債権の管理と回収の実務の基礎
②事業を行うための形態として広く用いられている株式会社に関する基本的なルール
③企業のコンプライアンスと内部統制の概要
④人事に関する基本的なルール(労働関係法)
について学習します。

 具体的には、以下の内容になります。

<目 次>
■契約管理、債権管理

1 契約管理-契約を結ぶとき、どんなことに注意しなければならない?
2 債権管理-黒字倒産しないためには、どうすればいい?
3 債権回収-回収漏れを防ぐには、どうすればいい?

■会社法
4 企業形態としての会社-会社ってなに?
5 株式会社の機関-株式会社には、どのような機関が必要か?
6 株式会社の社員としての地位=株式-株式ってなに?
7 株式の譲渡と相続-株式を譲ったり相続するには、どのような手続が必要?
8 株主総会-株主総会でなにをするの?
9 取締役・代表取締役・取締役会-それぞれの役割は?
10 計算書類等-会社の決算書は作成するだけでいい?
11 監査役と会計参与-会社の役員は、取締役だけ?
12 会社の事業の拡大と整理-会社を合併したり分割するにはどうすればいい?

■不正防止とコンプライアンス
13 企業の不正行為と企業倫理の意義-企業の不正行為からどのように社会を守るの?
14 コンプライアンス経営の実践―組織の健全性を促し企業価値を高めるには?

■労働法
15 募集・面接・採用-社員を採用する場合、何に注意しなければならない?
16 入社手続と使用者の責務-社員を採用する場合、経営者はどんな責任を負うか?
17 勤怠管理(労働時間・休憩・休日・長時間労働対策)-社員の勤務状況は、どう把握すればよいか?
18 退職・解雇(普通解雇・懲戒解雇・整理解雇)-退職や解雇は、どのように法律で決められているか?

内部統制
19 内部統制とリスクへの対応-内部統制はどのようなしくみとして働くか?
20 中小企業の経営力強化と内部統制-中小企業の経営力強化と内部統制


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