<直前期集中連載>財表理論 インプット&アウトプット同時マスター講座 (第4回)― 継続性の原則・会計上の変更②


Ⅱ 継続性の原則・会計上の変更

2.会計方針の開示、会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準

07.会計方針の定義
 ★★★
 会計方針とは,①財務諸表の作成にあたって採用した②会計処理の原則及び手続をいう。

08.会計方針の変更の定義 ★★
 会計方針の変更とは,従来採用していた①一般に公正妥当と認められた会計方針から②他の一般に公正妥当と認められた会計方針に変更することをいう。

09.継続性の原則 ★★★
 会計方針は,①正当な理由により変更を行う場合を除き,②毎期継続して適用する。

10.遡及処理を行う根拠 ★★★
 会計方針の変更等において,過去の財務諸表に遡及処理を求めることにより,①財務諸表の期間比較可能性及び②企業間の比較可能性が向上し,③財務諸表の意思決定有用性を高めることができる。

11.「基準」の体系 ★★
会計上の原則的な取扱い
会計上の変更

会計方針の変更:遡及処理②する。=(③遡及適用
表示方法の変更:遡及処理⑤する。=(⑥財務諸表の組替え
会計上の見積りの変更:遡及処理⑧しない
過去の誤謬の訂正:遡及処理⑩する。=(⑪修正再表示

*自宅学習などで音読可能であれば、ぜひ音読しましょう!


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