【日商簿記3級・2級】効果的な反復学習の方法


前回、短期記憶を長期記憶に変えるには「反復」が重要とのお話がありましたが、反復する際に効果的な方法はありますか?

ちょっとしたことで効果があると思える勉強法が“パラ見”

パラパラと見るだけですが、私にとっては明らかに効果があります。

パラ見は、実は多くの方がすでにやっているハズ。
新聞や本の見出しをパラパラ見る。

インターネットのニュースの見出しを見て、「おっ」なんて思わずクリックするときがありますよね。

これを勉強レベルに取り入れてみるのです。

すぐに出来そうなパラ見は、テキストのパラ見
テキストの見出しだけをパラパラ見る。これは簡単!

たとえば、寝る前にパラパラ見返して、おやすみなさい。
これがいいんですよ。
たぶん寝ている間に頭が整理されるんじゃないかと思います。

通勤・通学の電車やバスの中でも“パラ見”は大変効果的ですね。

次に、パラ見の応用編。
パラ見をしていて、何か思ったらちょっと関連するところも見る
何か感じたら、それをちょっとメモしておく

次のパラ見のときにそのメモにも目がいきます。マーカー部分もパラ見の対象にしてみる。

まとめノートをつけている方は、このパラパラもかなりイケてるハズ。なにしろ一度、自分でまとめたものですから。

さあ、今日から1日少しずつ(10分でいいです)、パラ見をはじめましょう!

これであなたの「勉強なし日」はナシになります(←これは精神衛生上もGoodですね)。

〈執筆者紹介〉
穂坂 治宏(ほさか・はるひろ)
税理士 受験指導に情熱を燃やすカリスマ講師
これまで簿記論・財務諸表論の合格者を多数輩出。主な著書に『新なるほど合格塾 日商簿記3級』『同・2級商業簿記』『同・2級工業簿記』(中央経済社)、『税理士財務諸表論 穂坂式つながる会計理論』(ネットスクール)などがある。


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