株主(主人)と経営者(代理人)の関係で考えてみましょう。
経営者(代理人)は株主(主人)から、現在持っているお金を増やすよう企業経営を行い、営業活動に必要な資金を受け取りその管理と使い方を任されました。
経営者は株主の資金を使い営業活動を行いますが、株主から「資金を私物化しているのでは?」と思われないよう、営業活動の結果を報告する必要があります。
報告するときは書類(財務諸表)に株主(主人)から受け取った元手と儲け、儲かるまでの過程や現在の状況を記載して報告します。
このように財務会計は、営業活動の内容を、株主や財務諸表を利用したい人(利害関係者)へ情報を提供するときに役立ちます。