【新春特別企画】2025年合格する!気合注入メッセージ 石動龍先生


【編集部より】
明けましておめでとうございます!2025年は絶対合格を勝ち取りたい!という受験生に向けて、パワフルに活躍する先輩から、気合注入メッセージをいただきました。

会計士や司法書士、社労士など難関資格に多数合格した4児の父!

石動龍と申します。簡単に自己紹介します。

私は公認会計士、税理士、司法書士、行政書士、中小企業診断士、社会保険労務士、宅建士に登録しており、現在は故郷である青森県八戸市で石動総合会計法務事務所を経営しています。
業務のメインは中小企業顧問で、相続登記や相続税の申告も行っています。

2008年に行政書士試験、2013年に司法書士試験、2014年に公認会計士試験、2016年に宅建士試験、2023年に中小企業診断士試験、2024年に社会保険労務士試験に合格しました。いずれの試験も働きながら勉強し、社会保険労務士試験以外はすべて独学で合格しました。

また、2013年に長男が生まれ、2023年に第4子である三男が生まれており、子育てと仕事を並行して行いながら、勉強もしていたことになります。

取得したすべての資格を実務で活用

「なぜこれだけ資格を取るのか?」とよく聞かれます。

答えはシンプルで、必要だと思ったからです。

取得したすべての資格を実務で使っています。

主な収入源は企業との顧問契約になりますが、経営者からの相談は会計や税務に留まらず、会社法や、労務に関するもの、ITに関するものも多いです。

士業はサービス業に分類され、顧客満足度を高めることが重要です。

相談に対して十分な対応ができないと、顧客を満足させることができず、契約を解除されたり、紹介してもらえなかったりなどの不利益が発生し、事務所経営が難しくなります。

「受かって当たり前」のメンタルでルーチンをこなす

さて、この記事を読んでいる皆さんは、会計系の資格取得を目指している方がほとんどだと思います。皆さんに考えてほしいのは、「なんで資格を取る必要があるのか?」ということです。
受験を検討する前に、そのことを第一に考えるべきです。

なぜなら、人間は意思が弱く、頑張れない生き物だからです。
必要のない資格を取得するために頑張れる人は少数派でしょう。
私も必要だからこそ働きながら子育てをしながら勉強を続けていますが、取ってもプラスにならない資格のために時間を使う気持ちにはなれないと思います。

まずは、自分の状況と将来送りたい人生を踏まえて、キャリアアップの道筋を決めましょう。

そもそも受けたほうがいいのか、受けても大してメリットはないのか。
だらだら受けるのが時間のムダで、一番もったいないです。
必要だと判断したら、合格までに必要なトレーニングを行い、短期間で受かることが効率的です。

「受かって当たり前」というメンタルで淡々と日々を過ごし、合格に足りるトレーニングがつまったルーチンをこなすことが、成功率を上げるポイントになります。

資格合格のために、意識すべきこととは?

本記事では、私が意識して行っていることをいくつかお伝えします。

まず一つ目は、「自分に負荷をかけすぎない」ということです。

辛いことは続けられません。気合を入れて三日間ハードな勉強を行っても、四日目以降で勉強をやめてしまったらまったく意味がありません。

無理は続かないと割り切って、続ける仕組みを作るほうが合理的です。

二つ目は、「趣味はやめない」ということです。

仕事、勉強、家事など、行っていて本質的に楽しいと感じられないことで日々の時間が埋まってしまうと、ストレスの解消ができず、余裕がなくなっていきます。
限界に達したときに、それまでの勉強が続けられず、積み重ねた努力が水の泡になってしまうでしょう。

そのために、趣味は必ず続けるべきです。

私の場合は格闘技がそれに該当します。
中学生の柔道から、20歳ごろの総合格闘技、27歳以降はブラジリアン柔術に取り組んでおり、今でも近くの道場でインストラクターを務めています。
公認会計士に合格した当時は、柔術チームを主催しており、メインインストラクターを務めていました。勉強と並行し、週に3日ほど指導して自らも汗をかき、すべてのストレスを解消していました。

ストレスをリセットできるタイミングが毎週あれば、ストレスの蓄積を防ぐことができ、勉強を継続しやすくなります。一週間に2~3時間であれば、合格と不合格を分けるほどの影響はなく、むしろストレス解消のメリットが大きいと考えますので、お持ちの趣味は続けた方がいいと思います。

最後は、「質より量を重視する」ということです。

よくありがちな失敗として、じっくりテキストを読んだり、一問を解くのに時間をかけたりする人がいますが、わからない部分を考えてもどうせわからないので、さっさと先に進むか、答えを見てしまったほうが効率的です。同じ論点に何度も触れることで実力が付きます。期間をかけて理解しようとしても忘れてしまうので、回転数を上げることを心がけましょう。

年末年始は少し休んでリフレッシュし、休み明けから合格に向けて走り出しましょう。

応援しています。

【プロフィール】
石動 龍(いしどう・りゅう)


青森県八戸市在住。
公認会計士、税理士、司法書士、行政書士、中小企業診断士、社会保険労務士、宅建士。読売新聞社記者などを経て、働きながら独学で司法書士試験、公認会計士試験に合格。
石動総合会計法務事務所代表。ドラゴンラーメン(八戸市)元店長、ワイン専門店vin+共同オーナー、十和田子ども食堂ボランティアとしても活動している。趣味はブラジリアン柔術(黒帯)と煮干しラーメンの研究。


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