
I.S
(30代)
〈受験情報〉
学習スタイル:CPA会計学院(通信)
▶トップ画像はI.Sさんのスケジュール表と使用していたテキスト
監査法人に勤めながら資格取得を目指す
前職では非上場企業の経理の仕事をしていました。
産休育休でブランクができてしまったので、復職の前にもう一度簿記を学びなおしたところ、簿記の勉強が改めて楽しく思えました。
より専門性が高い仕事がしたく、監査法人に就職いたしました。
そこで、会計士の仕事を知るきっかけとなり、非常に専門性が高く、社会に貢献できる職業だと思い、資格取得を目指しました。
具体的な学習方法や学習計画
子供が2人いるため、隙間時間を活用していました。
寝る前にスマートフォンを触るのであれば、予備校のWeb問題集で少しでも問題を解くようにしていました。
計画を細かく設定すると、少しでも計画より勉強時間が確保できていない場合、すべてが嫌になってしまうので、あまり細かく学習計画を立ててはいませんでした。
学習時間単位で計画するのではなく、タスク単位で計画を立て、どのくらい学習したかについて記録をしていました。
そうすることにより、「予定した時間数より勉強していない」とネガティブになることがなく、「これだけ勉強したのだな」とポジティブな気持ちになる為、モチベーションを保つことが出来たと思います。
また、タスク単位でできてないことが分かると、これだけできてないタスクがあり、淡々と熟さなくてはならないと意識を向けることができました。
計算科目については、電卓をたたいて実際に計算する必要があるため、まとまった時間を取って学習していましたが、理論科目はテキストを読み込み、覚えた直後に移動中や家事をしている時に思い出し学習をするようにしていました。
机に向かって勉強する時間がないときでも、頭を使わなくてできる作業をしている時は、理論科目の論証を思い出すチャンスだと思い、その時間を活用しました。
計算科目より理論科目が苦手だったので、机に向かわない時間が出来ても、そのように学習していました。
複数回受験している場合は、何が合格の決め手になったのか
元々簿記一級は取得していたため、短答式試験の受験2回目までは各予備校の講座を単科で受講し、弱点のみを潰す作戦で学習していました。
しかし、短答式試験のボーダーが徐々に上がっている時であり、弱点をつぶすだけではなく得意なところで周りの受験生より良い点を取る必要がありました。
また、講座を単科で受講する場合は、講師やチューターに質問や相談することができなかったため、自身の学習方針の誤りに気づけませんでした。
CPA会計学院の本科生として受講することにより、質問や相談することができるようになりました。CPA会計学院のオープン面談や個別面談で講師やチューターにアドバイスをもらったら、素直にその方法を試すようにしていました。
学習方法は人によって合う合わないがあるので、試してみて自分に合うかどうか検討していました。
あと、予備校に本格的に入学することにより、他の受験生を意識することができ、どの論点はほかの人も得点が取れているのか、もしくはどの論点はほかの人も失点しているのかといった意識で学習することができ、学習優先度を付けて、学習することができたことについても、合格の決め手になったと思います。
両立のコツは、「完璧にしようとしないこと」
家事・育児も学習もどちらも完璧にしようとあまり思わないようにしていました。
本当はどちらも完璧にできたら良いのですが、時間が足りないので、学習については細かくタスクを設定し、勉強するまでのハードルを低くすること(苦手分野のテキストを読み返す→読み返した論点を思い出す等)、家事については便利家電に頼ったり、夫の協力を得たりすることにより、家族の理解によって両立出来ていたと思います。
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