穂坂 治宏(税理士)
◎連載のねらい
・1日1問、各論点の穴埋め問題を解くことで、各論点のキーワードを押さえるようにします。
・これにより、財務会計の理論・計算の基本的な考え方を理解できるようにすることが目標です。
問題 純資産と株主資本⑤
剰余金の源泉別の区別が会社法の配当規制と異なる点を述べよ。★★
本来は留保利益として配当可能な( ① )が配当不能とされ,本来は払込資本として拘束されるべき( ② )が配当可能とされる。
解答
① 利益準備金
② その他資本剰余金
◎復習しましょう!
Q1 純資産と株主資本①
Q2 純資産と株主資本②
Q3 純資産と株主資本③
Q4 純資産と株主資本④
〈執筆者紹介〉
穂坂 治宏(ほさか・はるひろ)
税理士試験の簿記論と財務諸表論の受験指導をしている税理士。ネットスクールで簿財(標準)を担当。本誌「会計人コースWEB」への執筆も多数。著書に『ど素人でもわかる簿記・経理の本』(翔泳社)などがある。
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「資産の評価は原価か、時価か-混合測定という考え方」「リサイクリングは何がわかりにくいのか?」など、受験生が理解しにくい論点などの解説が掲載されています。
*本連載は、会計人コース2020年6月号付録「スリー・ステップ式財表理論パーフェクトNavi2020」の一部を再構成したものです。