編集部
本日(令和6年4月5日)の官報にて、令和6年度(第74回)税理士試験について公告されました。
本試験は8月6日(火)~8日(木)に行われ、各日の日程や受験申込期間は以下のとおりです(詳細については、必ずご自分で受験案内をご確認ください)。
また、すでにアナウンスされていたように、受験申込受付期間が例年の日程より前倒しになっているので、とくに受験経験のある方は「いつもよりも早めに準備する」という心づもりでいるほうが後々慌てずに済みそうです。
【試験日時・試験科目】
・令和6年8月6日(火)
9:00~11:00 簿記論
12:30~14:30 財務諸表論
15:30~17:30 消費税法又は酒税法
・令和6年8月7日(水)
9:00~11:00 法人税法
12:00~14:00 相続税法
15:00~17:00 所得税法
・令和6年8月8日(木)
9:00~11:00 国税徴収法
12:00~14:00 固定資産税
15:00~17:00 住民税又は事業税
【受験手続】
・受験案内・申込用紙の交付:
令和6年4月8日(月)~5月10日(金)
・受験申込みの受付期間:
令和6年4月22日(月)~5月10日(金)(当日までの通信日付有効)
【合格発表予定日】
令和6年11月29日(金)
発表予定日に合格者の受験番号を官報・国税庁ホームページに掲載されます。
また、「一部科目合格者」の受験番号も、発表予定日に国税庁ホームページに掲載される、とのことです。
まずは最後まで走りきることが大事!
試験日時や受験申込スケジュールなどが確定し、いよいよ本番に向けて気合が入りますね。
これからの毎日をどう過ごずかが合格の分かれ道となってきますが、まずは最後まで走りきることが大事!
とはいえ、昨年度の受験者データを見てもわかるとおり、毎年、申込はしたものの試験会場に行かなかった方が一定数います。
講師の方々にお話を聞いても、「試験会場に行くこと」が、実は隠れたハードルの1つでもあるようです。
自信をつけるために、これから何をする?
そんなハードルを乗り越えるためには、モチベーションを維持して体調を整えるのはもちろん、「こんなにやりきった!」という自信が必要かもしれません。
会計人コースWebに寄せられたたくさんの合格体験記によると、この時期はテキストを繰り返し読んだり問題集を何度も解いたり、「基礎力」を落とさない勉強をしている方が多いです。
加えて、本番では試験委員が作成した“初見”の問題を解くので、これからは「対応力」も高めたいところ。その演習方法の1つとして、他校の模擬試験を受けたり過去問題に挑戦したり、「いつもと違う問題を解く」というやり方があります。
たとえば、『税理士試験 直前予想問題集』(中央経済社)を本番と同じように時間を計って解いたという合格者もいます。
この『税理士試験 直前予想問題集』ではさまざまな出題者による予想問題を解くことができるので、「出題予想論点を中心に、効率よく総仕上げができた」、「出題者によって問題文のニュアンスが少し違うことに気づけた」というお話も聞きます。
また、「たった1冊で、こんなに初見の問題が解けた!」という自信にもつながるようです。
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もちろん、手を広げすぎてしまい、どれも中途半端になるようでは本末転倒。
「これまで使ってきた教材や自分が通う専門学校を信じて、他に手を出さなかった」という合格者もいるので、「きちんと自分の力になるように消化できるか」が、これから何に取り組むかを判断する基準の1つなのかもしれません。
「これだけやったから大丈夫!」
試験当日、そう自信をもって会場に向かえるよう、これからの戦略を立ててみましょう!