編集部
本年8月8日〜10日に行われた税理士試験、すでに専門学校の解答速報や合格ボーダーライン予想なども出揃い、会計人コースWebでも「法人税法」「相続税法」「消費税法」の講評記事を公開済みです。
また、国税庁ホームページでは、税理士試験(全科目)の試験問題・答案用紙が公表されました。
早いもので9月に入り、講師や先輩、受験仲間に今後の受験について相談をする人もいるのではないでしょうか。
そんな今、会計人コースWebが試験直後から実施した読者アンケートをもとに、簿記論・財務諸表論・税法科目にカテゴライズして、受験生のリアルな声をお届けします!(随時掲載予定)
なお、複数科目を受験した方の回答については、該当科目の内容をピックアップしてまとめています。
今年受験された人はもちろん、来年の税理士試験を受験予定の人も、ぜひ参考にしてください!
今年は何回目の税法科目受験?
今回の読者アンケートでは、税法科目を受験した47名の方に回答をいただきました。
まずは今年の受験が何回目かをお聞きしたところ、4割が「はじめて」という結果になりました。そのうち、1科目受験の方、会計科目と同時受験の方、税法科目の複数受験の方がほぼ均等に分けられました。
再受験にフォーカスすると、会計科目に比べて挑戦回数が多くなる傾向もありました。
税理士試験での合格科目は?
合格科目についてお聞きしたところ、「会計科目(簿記論・財務諸表論)」に合格している税法科目受験生が半数以上を占めました。
「これから(0科目)」という回答では、今回がはじめての受験の人が大半を占め、会計科目との同時受験の人が大多数を占めるものの、税法科目のみという人もいました。
来年度の受験科目は?
「来年度の受験科目を決めているか」についてお聞きしたところ、「決めている」と回答した人が約4割という結果になりました。
・全科目において、基礎を年内に完璧にしつつ、年明けは、問題演習をくりかえす。(pitts)
・消費税法を今日からスタートします。(さやか)
・年内は、今年の教材を使って。(オネオネ)
・早くから理論暗記をする、理論の暗記が甘い。(meso)
・全科目理論の暗記から手をつける予定。(あっつ)
また、「決めていない」、「合格発表の結果による」、「受験するか迷っている」という回答を合わせると約6割となり、中には税法の壁を感じさせるコメントもありました。
・思ったよりも税法が大変で心が折れていることと、続けるとしても専門学校を変えるかどうか、受講形態をどうするかで迷っている。(太郎)
・他校の解答速報と個別相談を利用してから決める。(こーさか)
・専門学校の成績と試験結果が比例せず、ここ2年ほどスランプに陥っているため、来年の受験は他の科目にすることも視野に検討したいと思っている。(大根役者)
・不合格だったら再受験するため。(たんしお)
・9月から新しい科目の学習を開始する予定だが、不合格だった場合は来年再度同じ税法科目を受験しようと考えているため。(とある湖国の経理職員)
・官報合格待ちのため。(のむら)
・今後のキャリアを再考するため。(さえぐさ)
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税法科目の本試験に関するアンケート結果は参考になりましたか。
これから始める人は何かヒントを見つけていただけると嬉しいです!
―読者アンケートにご協力いただいた皆さま、本試験直後のお疲れのところにも関わらず、誠にありがとうございました!!
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