長島 正浩(茨城キリスト教大学教授)
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問題(空欄補充)
退職給付債務から年金資産の額を控除した額を( ① )として計上する。
退職給付債務は,退職時に見込まれる退職給付の総額(退職給付見込額)のうち,期末までに( ② )していると認められる額を割り引いて計算する。
勤務費用は,退職給付見込額のうち当期に( ② )したと認められる額を割り引いて計算する。
利息費用は,( ③ )の退職給付債務に割引率を乗じて計算する。
年金資産の額は,期末における( ④ )により計算する。
解答・解説
① 負債
② 発生
③ 期首
④ 時価
*退職給付会計基準13項,16項,17項,21項,22項
『退職給付費用=勤務費用+利息費用-期待運用収益±未認識項目の費用処理額』(桜井23版,245頁「設例10」)
◎復習しましょう!
1.CF計算書
2.一株当たり当期純利益
3₋1.金融商品会計①‐⑦
3₋2.金融商品会計⑧‐⑭
3‐3.金融商品会計⑮‐⑳
4-1.棚卸資産会計①‐⑥
4-2. 棚卸資産会計⑦‐⑫
5‐1.収益認識会計①‐⑦
5₋2.収益認識会計⑧-⑫
6.リース会計①‐⑥
7.固定資産の減損①‐⑩
8.ソフトウェア会計①‐⑥
9.研究開発費会計①‐⑦
10.繰延資産①‐⑦
〈執筆者紹介〉
長島 正浩(ながしま・まさひろ)
茨城キリスト教大学経営学部教授
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。簿記学校講師,会計事務所(監査法人),証券会社勤務を経て,専門学校,短大,大学,大学院において非常勤講師として簿記会計や企業法を担当。その後,松本大学松商短期大学部准教授を経て,現在に至る。この間35年以上にわたり,簿記検定・税理士試験・公認会計士試験の受験指導に関わっている。
*本連載は,『会計人コース』2020年1月号付録『まいにち1問ポケット財表理論』に加筆修正したものです。