【税理士合格体験記】勉強Vlog投稿でモチベーションを維持して、簿記論にリベンジ合格!


らぶなん
(29歳・会社員)

<受験情報>
・合格科目:簿記論(令和4年度)
・学習スタイル:独学(前年に資格の大原に通学)
▶︎トップ画像は受験勉強で使用していた教材(本人提供)

税理士を目指したきっかけ

こんにちは。らぶなんと申します。29歳です。
税理士を目指したきっかけは、ずばり、転職です。私は新卒で入社した会社に違和感があるにも関わらず、辞める勇気が出せないでいました。

そうして辞める決断ができず20代後半に差しかかり、本当にこのままで良いのかと自問自答をしていた頃です。さすがにそろそろこの会社を辞めなければ、と思った時、これまでのキャリア(金融)を生かしたいと考え、税理士を目指してみよう!と決めました。

当時の仕事柄、相続や事業承継案件も携わることが多かったため、士業の中では何となく税理士が身近だったという程度です。
当時は残業や飲み会、接待が多く、勉強時間は確保できなかったので、転職を決めました。
そうして転職と同時に税理士試験の勉強を始めたのですが、ここから税理士試験の厳しさにどんどん打ちのめされることになりました。

改正が少ないので前年度の教材を活用

2021年度の税理士試験で大手専門学校の講座を受講していたこともあり、2022年度は新たに講座を申し込まず、前年度の教材を使い回しました。
簿記論は改正が少ないので、これで十分合格レベルまで持っていけます。

私は計画性がある性格ではなく、答練も上位90%を取るようなレベルに置いていかれていたので、より効率良く勉強する必要がありました。
なので、問題演習は基本的に答練と過去問のみです。答練と過去問を7割以上得点出来るまで徹底的に潰し込みました。

最初はほとんど解けません。そのため、解説を読み、強制的に解法を頭に叩き込みます。この方法で無理矢理覚えてから、該当の項目のテキストに戻り、基本からしっかり理解します。
これで答練はすべて解ける状態にしました(Cランクの論点を除く)。

時間がない場合、過去問は後回しでも良いので、最低限答練をすべて解ける状態にすれば合格のチャンスはあると思います。

勉強Vlogで机に向かう習慣づけ

仕事と勉強の両立は想像以上に大変でした。平日は当然疲れているため、勉強する気になりません。
もちろん、隙間時間を活かせば良いのですが、そんな簡単にはいかないのが現状です。

通勤時間は携帯をいじりますし、昼休憩は休みたい。そんな弱い心に打ち勝つために始めたのが、Youtubeの投稿です。
タイムラプスで撮影した動画を、勉強Vlog形式で投稿していくという比較的シンプルな方法です。

この方法を始めたことで、タイムラプス動画を撮影するために意地でも机に向かうようになりました。
また、あまりに時間が短いと格好悪いという見栄から(笑)、集中力も切らさず勉強できるようになりました。

目指した理由を思い出す

勉強が辛く、このまま一生受からなかったらどうしよう、と考えた回数は数え切れません。
そんな時は「なぜ、税理士になりたいのか」を考えていました。

あのとき、なぜ税理士を目指したのか。

理由は人それぞれあるかと思いますが、わざわざこんな辛い道を選択したのには何かしらの理由があると思います。
大人たるもの、勉強なんてしなくても、仕事はあります。
それでも勉強し、税理士という立場を取得した先に目指すものを考えることで、「絶対に税理士になる!」と、私は思えました。

試験日当日が勝負

この合格体験記を読んでくださったということは、皆さんはおそらくこれから簿記論を受験される方だと思います。
よく、専門学校では「上位3割以内」、「年内が勝負」といわれ、そのような通説に自分が当てはまらない時、自信をなくすと思います。
でも、それは理想論でしかありません。
結局は「試験日当日」に、合格レベルまで持っていけば良いのです。

私は答練上位90%(直前の4~5月)を何度もとりましたが、落ち込んだり怯んだりするよりも、むしろそこからやる気が出ました。
1年目は58点で不合格でしたが、2年目は合格出来ました。

最後まで諦めなければ、必ず合格できます。成績が芳しくなくても、大逆転を目指してください。
その代わり、人生で一番勉強してください。

必ず、合格できます。あとは、本番の運です。
これは本番まで誰もわかりませんので、考えなくて良いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Never Give Up!!

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