長島 正浩(茨城キリスト教大学教授)
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問題
なぜ減損損失の戻入れは行われないのか?
解答・解説
減損の存在が相当程度確実な場合に限って減損損失を認識及び測定することとしていること,また,戻入れは事務的負担を増大させるおそれがあることなどから。
*減損意見書四3(2)
『“手術”で患部を切り取ったら,元に戻せない…』
◎復習しましょう!
1.CF計算書
2.一株当たり当期純利益
3₋1.金融商品会計①‐⑦
3₋2.金融商品会計⑧‐⑭
3‐3.金融商品会計⑮‐⑳
4-1.棚卸資産会計①‐⑥
4-2. 棚卸資産会計⑦‐⑫
5‐1.収益認識会計①‐⑦
5₋2.収益認識会計⑧-⑫
6.リース会計①‐⑥
第72回 固定資産の減損①
第73回 固定資産の減損②
第74回 固定資産の減損③
第75回 固定資産の減損④
第76回 固定資産の減損⑤
第77回 固定資産の減損⑥
第78回 固定資産の減損⑦
〈執筆者紹介〉
長島 正浩(ながしま・まさひろ)
茨城キリスト教大学経営学部教授
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。簿記学校講師,会計事務所(監査法人),証券会社勤務を経て,専門学校,短大,大学,大学院において非常勤講師として簿記会計や企業法を担当。その後,松本大学松商短期大学部准教授を経て,現在に至る。この間35年以上にわたり,簿記検定・税理士試験・公認会計士試験の受験指導に関わっている。
*本連載は,『会計人コース』2020年1月号付録『まいにち1問ポケット財表理論』に加筆修正したものです。