連載 『会計士・税理士・簿記検定 財務会計のセンスが身につくプチドリル』(第63回)ー 収益認識会計⑫


長島 正浩(茨城キリスト教大学教授)

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問題

契約資産と契約負債とは何か?

解答・解説

契約資産:企業が顧客に移転した財又はサービスと交換に受け取る対価に対する企業の権利をいう。

契約負債:財又はサービスを顧客に移転する企業の義務に対して,企業が顧客から対価を受け取ったもの又は対価を受け取る期限が到来しているものをいう。

*収益認識会計基準10項,11項
”契約資産→工事未収入金,契約負債→前受金”(桜井23版,139頁)

◎復習しましょう!
1.CF計算書
2.一株当たり当期純利益
3₋1.金融商品会計①‐⑦
3₋2.金融商品会計⑧‐⑭
3‐3.金融商品会計⑮‐⑳
4-1.棚卸資産会計①‐⑥
4-2. 棚卸資産会計⑦‐⑫
5‐1.収益認識会計①‐⑦
第59回 収益認識会計⑧
第60回 収益認識会計⑨
第61回 収益認識会計⑩
第62回 収益認識会計⑪

〈執筆者紹介〉
長島 正浩
(ながしま・まさひろ)
茨城キリスト教大学経営学部教授
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。簿記学校講師,会計事務所(監査法人),証券会社勤務を経て,専門学校,短大,大学,大学院において非常勤講師として簿記会計や企業法を担当。その後,松本大学松商短期大学部准教授を経て,現在に至る。この間35年以上にわたり,簿記検定・税理士試験・公認会計士試験の受験指導に関わっている。

*本連載は,『会計人コース』2020年1月号付録『まいにち1問ポケット財表理論』に加筆修正したものです。


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