連載 『会計士・税理士・簿記検定 財務会計のセンスが身につくプチドリル』(第17回)ー 金融商品会計④


長島 正浩(茨城キリスト教大学教授)

*連載のねらいはこちら!

問題

償却原価法の利息計算においての原則と例外はどのような方法か?

解答・解説

償却原価法によって差額を調整する具体的な方法には,実効利子率による複利計算を前提とした利息法(原則)と,毎期均等額ずつ差額を配分する定額法(例外)がある。

*桜井23版,235頁
 ”利息は複利計算(利息法)が正確!”

◎復習しましょう!
1.CF計算書
2.一株当たり当期純利益
第14回 金融商品会計①
第15回 金融商品会計②
第16回 金融商品会計③

〈執筆者紹介〉
長島 正浩
(ながしま・まさひろ)
茨城キリスト教大学経営学部教授
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。簿記学校講師,会計事務所(監査法人),証券会社勤務を経て,専門学校,短大,大学,大学院において非常勤講師として簿記会計や企業法を担当。その後,松本大学松商短期大学部准教授を経て,現在に至る。この間35年以上にわたり,簿記検定・税理士試験・公認会計士試験の受験指導に関わっている。

*本連載は,『会計人コース』2020年1月号付録『まいにち1問ポケット財表理論』に加筆修正したものです。


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