連載 『会計士・税理士・簿記検定 財務会計のセンスが身につくプチドリル』(第9回)ー 一株当たり当期純利益③


長島 正浩(茨城キリスト教大学教授)

*連載のねらいはこちら!

問題

「潜在株式」とは何か,その定義を述べなさい。

解答・解説

潜在株式とは,その保有者が普通株式を取得することができる権利若しくは普通株式への転換請求権又はこれらに準じる権利が付された証券又は契約をいい,例えば,ワラントや転換証券が含まれる。

*EPS基準9項
”株式引受権,新株予約権も潜在株式である”

◎復習しましょう!
1.CF計算書
第7回 一株当たり当期純利益①
第8回 一株当たり当期純利益②

〈執筆者紹介〉
長島 正浩
(ながしま・まさひろ)
茨城キリスト教大学経営学部教授
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。簿記学校講師,会計事務所(監査法人),証券会社勤務を経て,専門学校,短大,大学,大学院において非常勤講師として簿記会計や企業法を担当。その後,松本大学松商短期大学部准教授を経て,現在に至る。この間35年以上にわたり,簿記検定・税理士試験・公認会計士試験の受験指導に関わっている。

*本連載は,『会計人コース』2020年1月号付録『まいにち1問ポケット財表理論』に加筆修正したものです。


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