【#会計士の漫画】監査法人で2度の育休を経て私が思ったこと


【編集部から】
最近では、子どもを育てながら試験に挑戦したり、働いたりしている人が増えています。
育児と仕事を両立する場合、 やはり気になるのは育休や産休といった職場の制度について。
実際、会計人のお仕事の現場では、どのようなサポートがされているのでしょうか。
そこで、現在4人のお子さまを育てながら監査法人に所属し、Twitterで「会計士の漫画」(@cpamanga)も発信されている公認会計士のAyumiさんに、ご自身の体験を振り返っていただきました。

はじめまして。監査法人に所属する、4人の子供たちを育てている公認会計士です。現在は4人目の育休延長中です。

第1子を出産してから実に8年が経ちますが、その8年の間に監査法人も、制度取得や運用の面で変わってきたように思います。

育児休業取得に関しては8年前からとてもスムーズでしたし、周りも問題なく取得できていた印象です。その点、入所前の法人説明会で聞いた内容とイメージに相違はなかったように思います。

復職後の制度も、さまざまに用意されています。周りの一般事業会社に勤める友人ママの話を聞くかぎり、私の所属する監査法人の制度はなかなか充実していると感じます(たとえば、法定の育休は1年だが、監査法人は最大3年であったり、時短も小学校の間は使えるなど)。

ただし、制度があることは大変ありがたく心強いことですが、それを運用および利用することは一筋縄ではいかないことなのだと感じる場面があったのも事実です。これはなかなか説明会だけでは知り得ず、実際にその場面にならないと実感が湧かないことかもしれません。

とはいえ、時代とともに利用のしやすさは変わってきたと感じます。明らかに2度目のほうが主張しやすく受け入れられやすい環境に変化していました。

所属予定の組織の制度を知るだけでなく、実際に運用がどのようにできているのかを先輩たちに聞いてみると将来の不安が減るかもしれませんね。


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