『今日からちょっとやってみて! ★YouTuber税理士うば先生が教える経理のポジティブ仕事術』-第2回 税理士試験の勉強や実務の知識は小学生に教えるつもりでインプット!


うば としこ(税理士)

経理の仕事をするには、業務の知識はやっぱり必要。
でも、知識はあってもそれだけで成果が上がるわけではありません。
仕事を円滑に進め、成果をあげるためには、業務知識のみならず、ぜひ知っておきたい仕事のコツがあるのです! 本連載では、今週5回にわたり、うばとしこ先生(税理士・人気YouTuber)に経理パーソンがすぐに実践できる仕事術について解説していただきます。

うば先生、9月から財務諸表論の勉強をはじめたんですが、難しくて全然頭に入りません・・・

インプットしようとテキストを読み込んでも、なかなか難しいわよね。

どうすればよいでしょうか?

小学生に教えることをイメージしながらインプットするといいわ!

イラスト担当:ハシケン(コンテアニメ工房/株式会社Create Archives)

うば先生のアドバイス

“5W1H”をベースに小学生にもわかるぐらいに深堀りする!

 知識を効率よくインプットする方法は、「アウトプットすることだ」と言われます。

 たとえば、専門用語の知識もなく、その知識自体に興味も持っていない小学6年生を相手に、教室で授業(アウトプット)をすることをイメージしながらインプットしてみてください。

 まず、「今日は〇〇についての話をします」というセリフ。〇〇にどんなワードを用いるのか? これは知識の全体像がつかめていなければ適切なワードを選べません。

〇〇とは〜(what)です。なぜなら〜(why)だからです。

それは〜(who)のような人たちを対象にした話です。

来年の1月1日以降に(when)にはじまるそうです。

これは東京都と神奈川県(where)共通の約束事です。

 Aという場合にBという取扱い(how)をします。AとBとは具体的に・・・ といったように、小学6年生が順序立てて理解できるように、「5W1H」を基本に説明し、その内容で疑問に思いそうなことをさらに深掘りして説明していくイメージです。

 話を組み立ててみると、穴がたくさんみつかります。
 それこそがその情報の本質の学びである場合が多く、1つの情報をインプットするつもりが、10個も20個も知識が増殖していくという効率的な方法ですのでオススメです。

<著者紹介>
伯母 敏子
(うば としこ)
税理士。大学卒業後、大手リース会社の営業職、税理士事務所への転職、結婚、出産を経て、2016年4月に税理士登録、2017年11月に独立開業。主に法人税務顧問のほか個人事業主を対象とした経理サポートのオンラインサロン「ゆるふわ経理部」を主宰。YouTube「ゆるふわチャンネル」を機に全国各地でセミナー講師を担当。各種媒体への執筆も積極的に行う。
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第1回 はじめて経理の仕事をする際の心得


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