【日商2級から税理士へ ステップアップ会計教室】第8回:商品売買⑧


<解  答>

<解  説>  
月次総平均法による平均単価の算定

18,575,000円÷50,000個=371.5円/個

見本品費の振替高

借 方 科 目金 額貸 方 科 目金 額
見本品費   37,150仕入*1 37,150

*1 100個×371.5円=37,150円

期末商品棚卸高

借 方 科 目金 額貸 方 科 目金 額
仕  入
繰越商品
 6,430,000
*1 8,135,850
繰越商品
仕  入
6,430,000
8,135,850

*1 50(3月),000(受入数量)個-(8,250個+9,000(払出)個+10,250(数量)個+500個+100(見本)())=21(期末),900(帳簿棚卸)(数量)
  21,900個×371.5円=8,135,850円

棚卸減耗損

借 方 科 目金 額貸 方 科 目金 額
棚卸減耗損
仕   入
371,500
*1 371,500
繰越商品
棚卸減耗損
371,500
  371,500

*1 棚卸減耗損:(21(期末),900(帳簿棚卸)(数量)20(実地棚),900(卸数量)())×371.5円=371,500円
  商品の貸借対照表価額:8(期末),135(商品棚),850(卸高)円-371(棚卸),500(減耗損)円=7,764,350円


10月の商品売買は今回で終了です。
11月のテーマは「特殊商品売買」です。
ご期待ください。



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