【税理士試験・合格体験記】「理論を制する者は税理士試験を制する」、ではその具体的方法は?


名前:岸川 祐次 さん
年齢:50代(2020年1月で大台に乗りました)
職業:税理士法人勤務
合格科目名:簿記論(H14)・消費税法(H18)・財務諸表論(H23)・所得税法(H27)・住民税(H28)
出身地:東京
出身大学:東洋大学
受験歴:15年(10年目でやっと暗記攻略の糸口がつかめました)
学習時間:平日5時間・休日7時間(直前期は10時間程度)休憩時間を除く実質時間です。
学習場所:自宅・専門学校自習室・有料自習室・ウィークリーマンション(試験直前のみ)
学習スタイル:専門学校通学
目標:真っ先に名前を思い浮かべてもらう税理士になる。

1 税理士を志した動機は?

大学卒業後、医薬品総合商社の営業職に従事していました。

勤務年数を重ねるごとに担当先が増え、気付けば昼飯はおろかトイレ休憩も出来ない忙しさになり、10年後もこの仕事量だと身体を壊すと感じ始めました。
加えて、Dr.をはじめ担当先に認めてもらえるようになると、もっと根幹の部分で役に立ちたいと思い始めました。

そして、学生時代に漠然と経営相談役には税理士と考えたこともあり、将来を見据えて不退転の決意で資格取得を志すことにしました。

2 受験環境は?

フルタイム勤務でした。
受験を始めた年に会計事務所へ転職。
現職を含め3か所の事務所に勤務しながらの受験でした。

3 受験プランと学習スケジュールをどう立てた?

◆何年計画で考えていた?
当初、税理士試験が何たるかまったく知らず「3年で絶対合格!」と思っていました。
(すぐに現実を思い知らされましたが…)
そして、実際は15年もかかりました。(笑)

◆科目はどう選択した?
当初税法は法人、相続、消費でと考えていました。

相続以外は受験しましたが、法人を4回失敗し、仕事上他の税法知識の必要を感じて所得に変更。
また、受験期間も10年を超え年齢も40代中盤に差し掛かったため、合格を最優先し所得と関連性の高い住民税を最後に選択しました。

◆年間学習スケジュールはどう立てた?
スケジュールは綿密には立てませんでした。
仕事は4月下旬から5月が最繁忙期のためGWはほぼ勉強できないことを想定し、常に先行逃げ切りを意識し前倒しで勉強をしていました
税法2年目以降は年内から理論を回し、年明けからは過去問や自他校の理論問題集で柱あげを理論暗記と同時に行っていました。


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