つぶ問9-1(簿記論)―本支店、CF計算書、会計上の変更


「つぶ問」は、『会計人コース』2018年9月号~2019年8月号の連載「税理士試験 独学合格プロジェクト」簿記論・財務諸表論に連動してTwitterで週1回配信した問題です。「粒ぞろいな問題」を「つぶやく」ことから、「つぶ問」とネーミングしました。
合格には、勉強をしない日を作らないことと、スキマ時間を活用することが大切です。「つぶ問」は簿・財それぞれ平日1問ずつ更新していきますので、ペースメーカーとしてご活用ください<1‐1~11‐4(最終)>。

【問題】

 当社では、本店の他にA支店とB支店で商品を販売している。B支店が販売する商品はすべて本店およびA支店が外部から仕入れた商品に対して一定の利益を付加して振り替えられたものである。商品売買は3分法により記帳している。

1.A支店からB支店に対して商品(A支店仕入原価3,000千円、B支店への振替価額4,000千円)を振り替えた際の仕訳(本店、A支店、B支店すべて)について、①本店集中計算制度の場合、②支店分散計算制度の場合でそれぞれ答えなさい。ただし、仕訳が不要な場合は「仕訳不要」と答えること。

2.期末における商品の状況は次のとおりであり、棚卸減耗損は生じていない。そこで、①B支店の帳簿上の商品評価損、②B支店の帳簿上の繰越商品、③本店の帳簿上の繰延内部利益、④外部公表用の本支店合併損益計算書における商品評価損、⑤外部公表用の本支店合併貸借対照表における商品の金額をそれぞれ答えなさい。


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