ポイント1 結果通知書の点数によって、これからの勉強法を変える
―― 昨年から結果通知書に点数が記載されるようになりましたね。
これをどう考えていけばよいでしょうか?
点数がわかることで、以前のA,B,Cといったランクよりもより自分の合格ラインまでの距離感はハッキリするようになりました。この距離感をもとに、今後の学習に活かしていくことが大切です。
まず、40点未満の方。このレベルの方は、学習量と内容の理解が不足している方がほとんど。ですので、1からやり直すぐらいの気持ちで学習していきましょう!
また、根本的に学習方法や勉強姿勢も見直す必要もあるかもしれません。
次に、40点台の方。本試験でちょっとミスすると、このぐらいの得点になってしまうことも多いですよね…。そのため、アドバイスが難しいところですが、やはりミスをしてしまうということは基礎が固まっていないことが原因です。誰もが得点する基本的論点を中心に学習していくとよいと思います。
最後に、50点台の方。ホントに悔しいですよね。
でも、あと一歩でボーダーは超えるレベルですので、実戦的なトレーニングを中心に学習していきましょう! 40点台の方と同様、誰もが得点する基本的論点を確実に押さえるとともに、自分にあったより早く・正確に解ける方法を考えることもよいかと思います。
なお、このレベルの方は、実力はあっても意外と足踏みしてなかなか合格できない方も多い印象です。「あと一歩」が何年も続いてしまう受験生も多いので、2020年は確実に合格できるように「気を抜かない」で勉強を継続していきましょう!
税理士試験の問題は、ボリュームも多く非常に難易度の高いものもみられます。しかし合否を分けるのは、やはり誰もが得点する基本的な問題です。 その点を常に考えながら学習することが大切ですね。
―― 結果通知書を見て、勉強方法を見つめ直す・見直すことが重要なのですね。合格者が実践してきた勉強方法が、本日(12/13)発売の『会計人コース』1月臨時増刊に合格体験記として多数掲載されています。
ぜひ参考にしていただき、自分に合った勉強方法を見つけてください!