(4) | (借)商品販売益 | 30,000 | (貸) 売掛金 | 30,000 |
【選択肢】
A.分記法での売上値引30,000
B.分記法での売上戻り30,000
C.総記法での売上戻り30,000
D.小売棚卸法での売上値引30,000
E.小売棚卸法での売上戻り30,000
【解答・解説】
○A.分記法での売上値引30,000
×B.分記法での売上戻り30,000
×C.総記法での売上戻り30,000
○D.小売棚卸法での売上値引30,000
×E.小売棚卸法での売上戻り30,000
⇒売上値引は販売価額が事後的に減少する取引であるため、売掛金とともに利益が減少します。そこで、期中取引の売上時(分記法)もしくは仕入時(小売棚卸法)で商品販売益を計上しているAとDが当てはまります。売上戻りは(2)でみたように売上の反対仕訳となるため、BとDは当てはまりません。
つぶ問は、2018年9月号~2019年8月号までの連載「独学合格プロジェクト 簿記論・財務諸表論」(中村英敏・中央大学准教授/小阪敬志・日本大学准教授)に連動した問題です。つぶ問の出題に関係するバックナンバーはこちらから購入することができます。