企業会計とは、企業の外部・内部の利害関係者が適切な判断と投資意思決定ができるように 企業が営む経済活動を認識・測定・記録・伝達する行為です。順に見ていきましょう。
現在、多くの企業は利益を求めて日々の経済活動を行っています。会計は、企業を取り巻く関係者が、企業の経済活動に関する情報を整理したいときに利用されます。
まず、経済活動のうち会計の領域で「認識」できる活動を整理することで、会計情報を利用することができます。たとえば建物を買う等の活動は、会計の領域で認識できますが、購入の約束(契約)をしただけでは認識しません。
次に「測定」です。測定とは、会計の領域で対象となった経済活動を金額で割り当てることです。
さらに、認識・測定された経済活動を会計帳簿に「記録」します。
最後に、記録された結果を財務諸表に表示して利害関係者へ報告します。これが「伝達」です。
この4つのプロセスが企業会計の役割です。
それでは、確認テストにチャレンジしてみましょう!