10月1日、日本商工会議所・各地商工会議所は、2021年2月28日に施行する第157回日商簿記検定試験において、1級を施行することを公表しました。
背景として、「例年、1級試験は6月と11月の年2回、施行してまいりましたが、2020年6月14日に施行予定であった第155回試験が中止となり、その結果、貴重な受験機会が失われることとなりました。
1級は合格者に対し税理士試験の受験資格が付与され、公認会計士や税理士など国家資格への登竜門となっているなど難関資格試験の一つとなっており、予め受験時期を決めて長期間の学習スケジュールを作成し、計画的に学習されている受験者が数多くいることから、そのような方々に対し、年間で2回の受験機会を提供することが重要と考えております。」としています。
なお、第157回試験での1級施行の有無、申込受付期間、受付方法等につきましては、商工会議所のホームページ等にて、後日、ご案内するとされています。
1級の受験を予定されている方にとっては、受験機会が増えることになります。
引き続き、商工会議所のホームページ等の情報を注視していきましょう。
「会計人コースWeb」でも、情報をお伝えしてまいります。
また、同日、11月15日(日)施行予定の第156回試験について、「新型コロナウイルス感染症の拡大防止と地元の受験者への受験機会の提供の両立を図るために、申込受付可能人数・地域に制限を設けることについてご理解いただくとともに、居住地・勤務地とは異なる他地域の商工会議所への受験申込はお控えいただきますよう」ご配慮いただきたい旨のお願いも公表されています。
詳しくはこちらをご確認ください。