【修了考査合格体験記】6月末から計画的にコツコツ積み上げ。プライベートも充実させて、確実に合格を狙う!


闘う会計士@登録待ち

【編集部より】
公認会計士に登録するための最終試験である「修了考査」。令和5年度(2023年度)修了考査の合格発表によると、受験者数1,958人、合格者数1,495人(合格率76.4%)とのことでした。
働きながら受験勉強で、また繁忙期もあり思うように勉強時間をさけないこともあるかもしれません。また、受験者数自体が多くないので、情報が限られているという声も聞きます。
では、合格者の方々はどのように学習を進めたのでしょうか。環境の異なるさまざまな合格者の方々に合格体験記をお寄せいただきました(随時掲載)。ぜひ参考にしてください!

はじめに

修了考査は、公認会計士登録の最後の関門として毎年大勢の方が受験されます。しかし、修了考査に関する情報は、公認会計士試験と比して圧倒的に少ないです。情報が少ないことで不安が増している方もいらっしゃるのではないかと思います。

他にも、合格率が高かった少し上の世代や先輩方の発言、事務所内で注目されることによるプレッシャーもあり嫌な思いをするかもしれません。修了考査は最後の罰ゲームと聞いたことがありますが、そうかもしれません(協会に怒られてしまいますね)。

しかし、悪い事ばかりではないです。試験を通じて会計基準の復習、アップデートができますし、実務で学んだことを座学と結び付けて強固な記憶、理解を生む出すことも可能です。今後の実務に役立つのは間違いないです。

実際に、基準を改めて学習したことによって、税効果調書の理解が深まるなど良い効果が出ています。大がかりな自己研鑽をするというように見方を変えても良いかもしれません。

本記事では、実務と並行しながら学習した際に留意したことなどを示し、皆様のご参考になればと存じます。

受験のスケジュール

私が修了考査の学習を始めたのは、2023年6月末あたりからです。ちょうど、この記事が公開される時期から始めたイメージです。試験までは大体6ヵ月程になりますが試験までに大体このような流れで学習しました。

6月末~8月末
 →税務に特化し、講義と設例を消化する(主に法人税と消費税)。
9月~10月
 →答練受験&復習。同時に経営、監査、会計実務の講義を消化する。
11月前半
 →監査、倫理の自作レジュメを通じて知識を整理し直前の回転用教材を作成する。
11月後半から試験まで
 →答練の復習&テキストを確認する。
  また、回転用教材の回転と直前に覚えたい内容のレジュメ作り。

なぜこのようなスケジュールにしたかというと次の2点に集約されると思います。

①私の性格の問題

私の性格的に、短期間で高密度の学習をすることがあまり得意ではありません。長期間コツコツ積み上げる方が得意です。そう考えた時に、3月決算の監査が落ち着いた6月末あたりから始めれば本試験までに仕上げることができると判断しました。

私は2023年度の試験で確実に合格したかったので長く時間を取って勉強をしました。とても忙しい人は勉強期間を短くせざるを得ないものの、学習の積み上げの要素が強い修了考査では時間を取ったほうが絶対に有利です。

皆さんの性格は、短期集中型ですか? コツコツタイプですか?
会計士試験の時、メンタルに負荷がかかりにくい方法で勉強されていたかと思うので、当時のことを思い出しながらスケジュールを組んでみると良いでしょう。私がメンタルを保ちながら勉強できようにした工夫も後述します。

②科目の重要性と割ける時間の兼ね合い

修了考査も当然、科目間の重要性が異なります。なので、投じるべき時間と学習する科目の順番も異なります。詳細は後述しますが、合格ラインまでに到達する時間と科目の重要性を踏まえた時に6ヵ月は必要と判断した結果、上記のようなスケジュールとなりました。

科目の重要性判定

修了考査の学習スケジュールを決めたら、今度はリソース配分の話になると思います。

当然、修了考査も科目間の重要性が異なります。科目の重要性として学習すべき順位は税務→会計→監査→経営→倫理と判断しました。この判断は諸先輩方のアドバイスと自分の実力を基に判断しました。勉強の配分時間は、税務4、会計3、監査1.5、経営1、倫理0.5という感じです。

税務は監査法人勤務の会計士は一番触れない分野でかつ量が非常に多いので、最優先で取り組みました。周りの人の話を聞くと、税務は本番で一番ごまかしがきかない科目だと理解しました。全然勉強せずに突撃して落ちた人の成績を聞くと、会計と監査でB評価、C評価を取れていても、税務がE評価(足切り)を取るという感じで段違いに成績が悪かったです。

その次の会計は論文式時代のアドバンテージがあるものの、実務で触れておらず忘れている部分があること、実務で頻出だけど受験時代に触れていないから理解が甘い所があるなど、穴を補強する時間が必要でしたので、税務の次に取り組むことにしました。

監査は実務で一番触れている分野であり、過去問を見ると、実務経験である程度カバーできると判断したのでリソースはそこまで割きませんでした。しかし、当然、監基報をベースに解答しなければならないことを考えると、文言の暗記が必要でした。配点が300点であることも踏まえると、何もしないのは危険と判断したので、対策する時間を少し取りました。

経営は純粋に量が少ないし、財務分析、企業価値分析も理解しつつ回転を少しすれば点が取れるので後回しにしました。

倫理は経営よりも量が少なく、直前の暗記で十分間に合うと判断したので、時間をあまり割きませんでした。補習所の通常考査と難易度と形式がほぼ変わらないです。この記事をご覧のJ3の方は、一度補習所考査での出題を見るとイメージがつきやすいと思います。修了考査の過去問も有効です。

他にリソース配分判断の軸として考えられるのは、①論文式の時に財務会計(特に計算)が苦手だったか否か、②実務で触れている分野、③自身の能力等を踏まえて、本試験までに形にするにはいつから勉強しなければならないか等あると思います。それに関しては、ご自身で一度考えてみると良いと思います。記事が公開されている時期(6月下旬)は、計画を立てるのにちょうどよいタイミングだと思うので、是非考えてみてください。

科目ごとの学習方法と注意点

ここでは、私が取り組んだ学習方法について記します。真新しいことはあまりありません。公認会計士試験を通じて培った勉強法をうまく修了考査にアジャストするようにすれば全然問題ないと思います。ちなみに、私も論文式試験で培った方法を少し修了考査仕様に加工したに過ぎないです。学習にあたっては手を広げすぎないことも大事だと思います。

ちなみに予備校はTACを選びました。選んだ理由として、TACは長年の実績があるからです。正直なところ、どこでもよいと思いますので、好きな学校を選択すればよいと思います。

税務実務

【使用した教材】
・テキスト・答練
・YouTubeに公開されていた中本先生の相続税セミナーのレジュメ

【学習方法】
税務実務は、租税法の学習法と変わりません。講義を見る→答練までに設例を3~4回転する→答練受験→設例と答練の復習という流れで学習しました。論文式の時も皆さん似たような方法で勉強されていたのではないでしょうか。とにかく勉強時間だけ確保してください。どんなに忙しくても税務だけでも学習を進めておくべきだと思います。

論文式から追加される論点は、相続税、組織再編税制、グループ通算、事業税、国際課税となります。論文式の範囲に上記論点が加わるので、初見で量に絶望します。全ての範囲をこなすのはおそらく不可能なので、まずは法人税と消費税重視で行きましょう。そこを必ず押さえないと、落ちる確率は上がるでしょう。

その次に所得税と相続税をある程度押さえれば確実に合格できるのではないかと思います。事業税、国際課税は余裕があったら押さえるくらいでいいと思います。あるいは直前で押さえる感じで十分かと思います。私は直前で暗記しました。

余談ですが、TACで公開された中本先生の相続税セミナーはオススメです。2時間程の講義で基本的な事項を網羅できます。私も確認しましたが、令和5年度の出題がセミナーの内容とドンピシャだったので完答できたと思います。試験2週間前に確認しておいてよかったです。最悪これ以外やらなくてもよさそうな気もします。なぜなら出題実績がこの動画の内容に偏っていて、それ以上やるとコスパが悪いからです。動画についてはTACのチャンネルから探してみてください。

会計実務

【使用した教材】
・テキスト・答練
・会計監査六法
・あずさ監査法人が公開しているIFRSとJGAAPの比較表
・木村直人先生が作られた重要論点チェックリスト

【学習方法】
答練を軸に学習資料に戻る方法をメインに勉強しました。つまり、答練を受ける→復習の際にテキスト等に戻る感じです。

本来はテキストを軸にやりたかったのですが、勉強時間が限られている中では非効率だったので、途中からこの方法に変えました。1年間予備校のカリキュラムに乗りながら勉強する場合は有効かもしれませんが、私には無理でした。ちなみに論文式試験の時と学習方法で変えた点は次の通りです。

・講義を全て見ないでブラッシュアップが必要な論点または弱い論点だけかいつまんで見る。
・計算にそこまで時間を割かない。 

正直、論文式試験の時に押さえた論点の講義をまた見るのは時間の無駄だったので全部は見ていません。計算も論文生の時のようにやりこむのは非効率なので程々にしました。会計実務については要所を押さえる学習を心掛けましょう。

【各分野の学習】
計算についてはTACのReview講座の問題集と答練を使って重要論点の計算の演習をしました。本試験までに個別論点Partは3~4回転、連結・組織再編Partは2回転、答練は4回転しました。

さすがに3年間ブランクがあると最初は解けないので、Review講座のテキストで思い出し作業をしました。そして、答練を受験して穴があるところを復習という形で進めました。受験時代にしっかり計算をやりこんでいたおかげですぐに実力が戻りました。計算が得意だと修了考査で投入するリソースはかなり少なく済みます。苦手だった方は、時間を確保して復習をした方がよいと思います。

理論についてはJGAAP以外にIFRSが出題されます。IFRSはどの程度までやればいいのかわからず対応に苦慮しました。

自分が決めた落としどころは、あずさ監査法人の資料「IFRS®会計基準と日本基準の主要な相違点(2023年版)」を読み込むことでした。この資料は、IFRSとJGAAPの差がかなり網羅されていて、一覧性に優れていました。重要論点と位置づけられている論点(退職給付、減損等)をメインで確認し、たまに見返していました。その結果、読んだところがばっちり出て完答できました。一覧性も優れているし、修了考査の出題レベルとも合致した記載でもあるので優秀な資料だと思います。

JGAAPの学習については会計監査六法、テキスト、重要論点チェックリストを駆使して勉強しました。具体的には次の手順で勉強しました。

①重要論点チェックリストを読んで理解が浅い所を把握する。
②六法とテキストを読んで理解する。
③理解した内容をチェックリストに書き込む(キーセンテンス等)。
④チェックリストを何度も読み込む。もう少し詳細を確認したい時は六法等に戻る。

チェックリストは重要論点に関する問いが網羅されていたので、あらかじめ六法などで理解した後にチェックリストへ書いておくと回転用教材に早変わりします。時間がない中で効率よく大量に内容を触れるためにはどうすればいいのかと考えた結果こうなりました。TACで受講する人は参考にしてみてもいいかもしれません。

学習時間に制約がある場合、効率性が命になります。テキストの読み込みも同様です。これは理論科目全般に言えますが、テキストレベルの粒度だと個人的に絞り切れていないと感じてしまいます。そう考えた時、レジュメ、チェックリストの作成と加工を通じて内容を絞り込み、少ないページを高速回転して重要論点を押さえたほうがよいと考えました。

他の科目でもこのレジュメ戦法を多用しています。レジュメ戦法の良い所は、レジュメの作成を通じて頭の中で大枠、流れを整理して記憶を定着できることだと思います。それによって記憶も強固になるので個人的には有効な方法です。

監査実務

【使用した教材】
・テキスト・答練
・監査実務ハンドブック(監基報等が収録されているもの)
・レジュメ

【学習方法】
答練を軸に学習しました。答練の復習がメインです。復習の際は監査実務ハンドブックとテキストを活用していました。不正、リスク評価、重要性の基準値、会計上の見積りあたりは重要論点なので原文を参照しました。そして、復習した内容をテキストに書き込んで、直前期に何度も読み込むスタイルで監基報を暗記しました。

監査実務のテキストについてはよくまとまっており、書き込みをするだけで回転が可能なつくりでした。どうしても直前に暗記したいものだけレジュメを作成し暗記していました。私は監査法人勤務なので、実務と結び付けて暗記することを心掛けました。実務経験がある人は、実務をイメージしながら理解することができるので効率的な学習が可能だと思います。実務でやったことを思い出し、頭の中で規定や留意点を実務経験と結び付けて理解し、試験でアウトプットできるように準備しました。

総括すると、テキストの内容を実務と併せて咀嚼しながら自分のものにすることで効率的な学習が可能だと思います。一般事業会社勤務の方はイメージしにくい部分があると思いますが、監査法人勤務、一般事業会社勤務でも最低限取り組まないといけないのは監基報の暗記です。それができれば合格答案になるので、用語の暗記は担当している仕事の分野関係なしに行いましょう。

経営実務

【使用した教材】
・テキスト・答練
・レジュメ

【学習方法】
経営実務は財務分析、企業価値評価、コーポレートガバナンス(以下、CG)、IT監査で構成されておりCGとIT監査は初めて学習する分野となります。

計算については、学習時に答練とテキスト両方を使って一気に分析指標、企業価値評価を復習していました。基本的に論文式試験時の復習なので取り組みやすいと思います。内容も簡単なので2~3回転するとだいぶ形になると思います。論文式で経営学選択であったことが前提となりますが、論文式の時に他の科目を取っている場合であっても、仕上げるのに時間はかからないと思うので、あまり心配する必要はないと思います。

理論はCGとIT監査で構成されています。IT監査については講義を受講して理解した上で自作レジュメを作成、回転していました。TACの南先生の授業は個人的にとても分かりやすかったです。テキストの構成も実際の監査を意識した流れになっており、読みやすかったです。

個人的な反省点として、講義を受け終わった後に1ヵ月程放置してしまったことです。それなら本試験の残り1ヵ月半前に講義を見て、レジュメ作成等を通じて学習すればもっと知識が定着したかもしれません。学習時間が限られていることを考えると学習のタイミングは結構大事だと思います。各自ベストなタイミングで学習することを心がけましょう。

職業倫理

【使用した教材】
・テキスト・答練
・レジュメ

【学習方法】
職業倫理は公認会計士法、倫理規則、金商法(インサイダー規制)で構成されていて、倫理規則の配点が多いです。傾向として倫理規則にプラスして会計士法、インサイダー規制のどれかが出題される感じです。

インサイダー規制は数年に一度出題されており手薄になりがちですが、出題されたときの影響が大きいので押さえておいたほうがよいでしょう。学習量もテキスト100ページあるかないかくらいで少ないので、手早く対策できますし、すべて見ておいた方が良いと思います。

学習のポイントは、①倫理規則の基本原則とそれに対する阻害要因、セーフガード、②用語とその定義の暗記です。このあたりができていれば、捻った問題が出ても知識と照らして解答ができるはずです。

先述の通り学習量が少なく、直前の暗記でも間に合うくらいなので、本番1ヵ月前に講義を受け、テキストの内容を理解しました。そして理解した内容を整理する目的でレジュメを作成し、回転用教材としました。本番の出題は想定外の出題でしたが、事前に暗記した定義や基本原則など、外すとマズそうな箇所は取れたので、ある程度仕上げることができました。そういう意味では勉強法は問題ないと思います。

以上、各科目について解説しました。イメージがついてきたでしょうか?

答練の扱いについて

答練の受験や取扱いについては、悩む点の一つとして挙げられると思います。オンタイムで受けるべきか、自分のペースで進めるべきかなど、特に受けるタイミングに苦慮するのではないかと思います。個人的には、なるべくオンタイムで受けるべきだと考えています。

というのも、その理由は、
・答練は学習のペースメーカーになる
・答練1つあたりの分量がかなり多いため、溜め込むと勉強のペースが狂う
・一番しんどい1回転目をオンタイムで受けないと、面倒くささが勝って、答練を回転しなくなる
という、3点に集約されるのではないかと考えます。

ちなみに、修了考査合格に向けて、答練は避けて通れません。そして回数をこなす必要があります。1回目が一番重たいので、やる気が減退しがちです(初回の答練は復習を含めると6時間程かかりました)。そこで面倒だからといってパスし続けると答練が溜まって、後で痛い目を見ると思います。理想は、11月時点で3回転くらいはしておきたいです。

試験休暇の時に、どうしても理解できないところ、穴があるところに集中できる状況にもっていくと、合格に向けて盤石になるのではないでしょうか。修了考査の学習で答練は絶対に外せないので、時間があまりとれなくても答練は必ず解いておいてください。

メンタルを維持するために心がけたこと

ここまでは勉強法等について書いてきましたが、以下ではメンタル維持について書こうと思います。修了考査は、実務と並行して進めることとなるのでガス抜きが重要となります。平日は仕事と勉強、休日も勉強となると心が休まらず、割とつらい状況になるのではないかと思います。

私が心がけていたのは、プライベートの予定を最優先に埋めて、隙間で勉強するということです。

というのも、
・論文式試験の延長でしかないので、数千時間もかける必要はない。根を詰めて勉強するより、遊びも楽しむ方が継続して勉強ができる
・コツコツ積み上げていくからこそ、遊ぶ余裕ができる
と考えていたからです。

受験生時代は、学習を最優先にしていましたが今回は逆の発想です。予定に合わせて学習時間を変動させていました。

【学習時間のパターン】
①何も予定がない休日:5時間程学習時間
②答練がある日:答練を受けている時間(復習は後日)
③予定がある休日:大体3時間くらい(昼から学習して夕方に切り上げることが多い)
④平日:1~3時間(仕事量を調整しながら時間を捻出していました)

上記の通り、柔軟に対応したおかげで、プライベートを侵食することなく学習量を稼ぐことができました。学習量を稼ぐことで自信がついてメンタルも安定しますし、プライベートも充実させることができます。

例えば、試験の3週間前に好きなアーティストのライブに2日間参戦していましたし、試験の1ヵ月前まで普通に飲み歩いていました。こんな感じでメリハリをつけてプライベートも楽しんだおかげで、メンタルを崩さずに学習できたと思います。

修了考査の成績

成績は良かったです。税務を除いて全部Aでした。税務もBで合格ラインに乗っていました。時間をしっかりとれば合格はほぼ確実な試験だと実感しました。

論文式試験も努力が報われやすいと言われていますが、修了考査はさらに報われやすい試験だと思います。ここ2年程の出題内容を踏まえると、平易な問題が多く、学習していれば必ず得点できる問題が多いと思います。だからこそ、普段の積み上げが大事です。

普段から勉強していればほぼ確実に合格ができます。合格率が約7割であることが証明していると思います。

おわりに

働きながらの学習なので、時間が取れないなどの制約条件が増えてしまいます。しかし、計画的にコツコツやれば、プライベートを蔑ろにせずに準備ができ、合格を確実にすることができると思います。

私の学習スケジュールはかなり保守的だと思います。保守的だからこそ気持ちにも遊びができ、プライベートとも両立できます。

確実な合格を目指したいけど遊びもそれなりにしたい方は、私の方法が参考になるかもしれません。公認会計士になるための最後の試験、一人でも多くの方が合格することを祈っております。

<執筆者紹介>
闘う会計士@登録待ち 

令和2年度公認会計士試験合格。
2021年3月、某大手監査法人に入所。
2024年7月、アドバイザリー部門へ異動。
修了考査を区切りにアドバイザリー業務へ挑戦。自己の目標に向かって日々研鑽中。

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