あの税理士法人に聞く 採用のホンネ【EY税理士法人】


12月17日に行われた税理士試験の合格発表。
結果によって、就職活動や転職活動を考えるという方は、決して少なくないのではないでしょうか。

12月は8月の本試験直後に並び、税理士法人の採用が活発になる時期。
そこで、日本を代表する税理士法人に「採用のホンネ」と題し、インタビューを行いました。

皆さまのキャリアのご参考になれば幸いです。

本記事では「EY税理士法人」へのインタビューをお届けします。

お話を伺った方:唐 晨嵐さん(Associate Director)

1.採用方法について教えてください。

EY税理士法人では、年間を通して随時、書類提出を受け付けております。また、書類提出の前にEYのビジネスやカルチャーを知っていただくための法人説明会も毎月開催しています。法人説明会にご参加いただいた後に応募書類を提出していただくことも可能です。

こちらの法人説明会はオンラインで実施しており、参加者の皆さまに質問等をご投稿いただき、われわれがそのコメントに随時答える、といった双方向的な場となっています。

応募書類をご提出いただいた後のプロセスは、通常は面接を2回(部門によっては1回)とウェブテストを受験していただいたうえで、内定という流れです。

採用イベント情報や採用プロセスなどはホームページに掲載しておりますので、こちらもぜひご覧ください。

2.科目合格者でも応募することはできますか?

税理士試験1科目合格からでも応募可能です。

正直なところ、試験と実務はまた違います。実務で経験を積んでいくこととなりますので、現時点での合格科目の数や内容は、そこまで気にされなくても大丈夫です。

ただ、勉強している税法があれば、その条文に対する理解はよりスムーズになるかと思います。

まずは、ぜひ自信をもってご応募ください。

3.どのような方を採用したいですか?

コロナ禍によって働き方も変わりましたので、そのようななかでも「積極的にコミュニケーションをとれる方」を歓迎します。

実務におけるテクニカルな知識やスキルは、入社後に業務を通して身につけていただくことができます。

そういった意味でも、わからないことがあれば積極的にコミュニケーションをとり、責任をもって業務に取り組んでいただければと思います。

また、EY税理士法人ではグローバルなビジネス展開をしており、英語が必要となる場面もありますが、英語でのコミュニケーションを向上させるために手厚いサポートを実施しています。たとえば、法人内に在籍する英会話講師との英会話レッスンの提供や研修なども定期的に行っています。

そのため、今は英語に自信がなくても、「挑戦したい」という気持ちがあれば、入社してからでも勉強することが可能です。

4.貴法人の強みを教えてください。

まずEYは、個々のサービスラインが単体で動くのではなく、グローバルな“横のつながり”を重視しています。

そのため、タックスのみならずアシュアランスやコンサルティングなど、各分野で連携してサービスを提供することができ、クライアントへの多角的なサポートが可能となっています。

また、1人のパートナーに属して1つのチームのなかで動くのではなく、自分自身のネットワークを使って、さまざまなチームに入るので、クライアントの悩みをいろんな方面でカバーする仕事を経験できます。

そして、EYでは「人」を大事にしており、「My Purpose(=自分の存在意義や目的)に向かってどう動いていくか」というコーチングもしています。

個人にフォーカスし、その人が目指すキャリアを実現するためにどうすればよいのか、上司と部下の間で常に話すことができるカウンセリングの場を設けています。

これにより、ただ仕事をするのではなく、その先で何がしたいのか、長期的なキャリアを考えられるようになります。

この「My Purpose」は、常日頃からEYのスタッフが心がけていることでもあります。

5.コロナ禍で働き方はどう変わりましたか?

在宅勤務やリモートワークが普及し、間接的なコミュニケーションも増えたと思いますが、EY税理士法人では、そんななかでも「密」なコミュニケーションを達成するために、いくつかの施策を実施しています。

たとえば、「カウンセリングファミリー」というチームがあり、コミュニケーションの量を増やすため、そのチームで集まる機会を設けています。

また、パートナーも人材育成に携り、担当するスタッフとの1 on 1の人材育成を行っています。

ほかにも、入社の際、カウンセラーやピア・アドバイザーがつき、日々のコミュニケーションなどのフォローをしています。

現在のワークスタイルはハイブリッド型となっており、出社や在宅勤務など、フレキシブルに選ぶことができます。

6.読者や就職活動者ヘメッセージをお願いいたします。

税務会計は、実務として携わると奥深い分野であり、社会のインフラとして必要不可欠であることがわかると思います。

クライアントのビジネスをサポートすることで、クライアントと一緒によりよい社会の構築を目指すことができます。

税務会計は想像以上に広い世界です。そのため、多角的にいろいろな可能性をもって、仕事を作り上げていくことが可能です。

もしご興味がございましたら、税務会計やコンサルティングがどのようなものかを理解していただき、ぜひこの業界に飛び込んでいただけたらと思います。

【法人概要】
EY税理士法人
・設立年月:2002年
・所在地 :東京・大阪・名古屋・福岡・沖縄
・採用時期:通年
・ホームページ:https://www.ey.com/ja_jp/tax

EY税理士法人は、EYメンバーファームとして、国際税務、M&Aや組織再編、移転価格に関する税務サービスなど、税務アドバイザリーおよび税務コンプライアンスの分野でサービスを提供し、クライアントの皆様の継続的な成長をサポートしています。


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