【税理士試験・合格体験記】 通学・自習室の利用はせず時短を駆使して官報合格


名前:岩上孝子さん(30代,税理士事務所勤務)
合格科目:簿記論(平成24年),財務諸表論(平成25年),消費税法(平成26年),国税徴収法(平成29年),所得税法(平成30年)
受験歴:7年
出身地:大阪府
学習時間:(育休中)1日4時間 (復帰後)平日1時間,休日5~6時間
出身高校:四天王寺高校
出身大学:京都大学
主な学習場所:自宅
学習スタイル:専門学校(TAC)Web通信
目標:お客さまと二人三脚で歩むことのできる税理士

勉強を始めたとき一番不安だったこと,それは「仕事・家事・ 育児・勉強を両立しながら合格は可能か?」・・・答えはYESでした。合格年の勉強時間は,国税徴収法194時間,所得税法543時間です。効率性と集中力で乗り切った受験生活でしたが,これから税理士を目指される方の参考に,少しでもなれば幸いです。

宅建や社労士を独学で取得後,税理士受験をスタート

私の前職は公務員でした。
数年単位で人事異動があり,さまざまな業務に携わります。
その職務を遂行するなかで,「もっと業務に係る知識を掘り下げたい」と常に感じていたのですが,日常の業務に忙殺されたまま日々が過ぎていました。

そのため,長男の育児休業中にお昼寝の時間等を利用して勉強することにしました。
簿記2級,衛生管理者,宅建,社労士と独学で取得後,より強みを得るために勉強したいと思ったのが税理士でした。

受験計画

税理士の勉強や試験内容をまったく知らなか ったので,まずは「育児しながらでも合格可能なのか」を調べることから始めました。

易しい試験ではないので厳しい意見も多く見ましたが,税理士の脇田弥輝先生のブログ(子育てしながら勉強される方は必見です!)に出会ったことで,挑戦を前向きに考えることができました。

大学院進学も視野に入れ,「3年で3科目合格」を目標にしました。予備校はTAC,時短のため受講形態はWeb通信。「育児>勉強」のため,「子どもが起きている時間は勉強しない(夫がいるとき除く)」を基本方針として決めました。


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