消費税増税・軽減税率導入から2か月。
街のお店ではキャッシュレス・ポイント還元のポスターがあちこちでみられ,「○○Pay」が新語・流行語大賞のトップ10に入るほど話題ですね。
しかし,これによって消費税の実務は従来にも増して複雑なものになりました。
また先日の新聞報道で,「税理士ミス 訴え頻発 賠償保険支払い5年で倍増」とあり,その支払金額が最も多い税目が消費税とありました。
実務での重要性も高いうえに,また難しい税目である証拠ですね。
とはいえ,ぼやいていても実務は待ったなし,また受験生も来年の出題が気になるところです。
そこで,皆さんにオススメしたい書籍が、こちら。
熊王征秀『消費税法講義録』
A5判・660頁,本体7,000円+税 中央経済社刊
消費税のカリスマである熊王征秀先生が,『税務弘報』の好評連載をベースに基礎から新税率・軽減税率などの最新論点まで完全フォローした決定版です。
<目 次>
第1章 消費税の概要
第2章 課税対象取引
第3章 納税義務者と納税義務の免除
第4章 資産の譲渡等の時期
第5章 課税標準(対価の額)・税率
第6章 税額控除
第7章 納税期間・納税地
第8章 申告・納付・還付
第9章 会計処理と控除対象外消費税の取扱い
第10章 国・地方公共団体等に対する特例
第11章 実質課税・信託
ボリュームはありますが(本文で638頁!)、まるで講義を聴いているような感覚で読めるテイストですので、サクサク読み進められますよ。
年末年始に通読するのもよいかもしれませんね。
税理士・会計事務所職員の方は,基礎なき実務になるなかれ。
受験生の方は,基礎なき暗記をするなかれ。
ぜひぜひご覧ください!
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