【会計士合格体験記】メリハリをつけた勉強法を心がけ、滋賀大学在学中に合格!


K.K(22歳・大学生(滋賀大学4回生))

【受験情報】
受験履歴:2023年12月短答× 2024年5月短答× 2024年12月短答〇 2025論文〇
学習スタイル:専門学校(CPA会計学院・通信)
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大学受験でのリベンジとして会計士試験に挑戦

私が公認会計士を目指したきっかけは、大学受験での悔しさでした。
共通テストで思うような結果を残せず、努力の仕方や詰めの甘さに対して強い後悔が残りました。

一方で、その経験を通じて、「同じ失敗は繰り返したくない」「次こそは、結果という形で自分を証明したい」という気持ちが強くなりました。

大学入学後、進路を考える中で、公認会計士試験について調べるようになり、予備校のパンフレットで「大学受験のリベンジとして公認会計士試験に挑戦した」という合格者の体験談が紹介されているのを目にしました。

その体験談を読んだことで、自分が抱いていた悔しさや再挑戦したいという気持ちが、公認会計士試験という目標と強く結びつきました。

大学受験の経験を単なる失敗で終わらせるのではなく、次につながる挑戦として活かしたいと考えるようになり、本格的に公認会計士を目指す決意を固めました。

また、会計という分野は、企業活動や経済全体を支える基盤であり、専門性を身につけることで長期的に社会に貢献できる点にも惹かれました。

「悔しさを原動力に終わらせるのではなく、将来につながる形で昇華させたい」そう考えた結果、公認会計士という目標を本気で目指すようになりました。

学習開始当初の状況と苦労

学習を始めた当初は、財務会計論や管理会計論といった計算科目の分量と難易度の高さに圧倒されました。

基礎的な論点を理解したつもりでも、問題になると手が止まってしまい、「なぜ解けないのかが分からない」という状態が続きました。

また、同じ論点で何度も間違えることも多く、自分の勉強方法が正しいのか不安を感じる時期もありました。

後から振り返ると、知識を個別に覚えることに終始し、会計処理の全体像や考え方を十分に整理できていなかったことが、成績が伸び悩んだ大きな原因だったと感じています。

計算手順だけを追う勉強になってしまい、なぜその処理になるのかを自分の言葉で説明できていなかった点が、理解の浅さにつながっていました。

合格の決め手になったのは「完璧を目指しすぎない姿勢」

合格の決め手は、「完璧を目指しすぎない姿勢」に切り替え、学習の優先順位と復習の仕方を明確にしたことだと思います。

学習初期は、すべての論点を同じ精度で理解しようとしていましたが、その結果、学習が進まず、復習も追いつかない状態に陥っていました。

そこで意識したのが、論点ごとに復習頻度と仕上げ方を変えることです。

頻出かつ得点源になりやすい論点については、短い間隔で何度も復習し、計算過程や考え方を自然に再現できるレベルまで仕上げました。

一方で、出題頻度が低い論点や細かい例外的な処理については、深追いせず、「見たことがある」「本番で思い出せる」程度の理解にとどめるようにしました。

また、質を意識するあまり演習量が不足していたことにも気づき、とにかく問題を解く量を確保することを重視しました。同じ論点の問題でも、解き方を頭で追うだけで終わらせず、必ず手を動かして解くことで、処理の流れを体に染み込ませることを意識しました。

結果として、「理解しているのに解けない」という状態が徐々に減っていきました。

さらに、復習の際には「間違えた理由」に注目しました。

単なる計算ミスなのか、論点理解が不十分なのかを区別し、前者であればスピードや注意力を、後者であればテキストに戻って考え方を確認するなど、復習の方法を使い分けました。このように復習を構造化したことで、同じミスを繰り返すことが減り、成績の安定につながったと感じています。

重要論点を確実に取り切ること、頻出分野で大きく失点しないことを最優先にしたことで、試験直前期には「やるべきことはやった」という感覚を持つことができ、精神的にも余裕を持って本試験に臨むことができました。

大学生活との両立

大学の授業やゼミと並行して学習を進めるため、時間管理は常に意識していました。
スキマ時間を活用して理論の暗記を行い、まとまった時間は計算問題に充てるなど、時間帯ごとにやることを決めていました。
「完璧な一日」を目指すのではなく、「最低限やることを必ずやる」ことを積み重ねたことが、結果的に継続につながったと感じています。

おわりに

公認会計士試験は、努力の方向性を何度も見直しながら取り組む試験だと感じました。
大学受験での悔しさから始めた挑戦でしたが、この試験を通じて、物事に向き合う姿勢そのものを学ぶことができました。
完璧を目指すのではなく、限られた時間の中で何を優先すべきかを考え、継続することが重要だと思います。
これから受験される方が、自分なりのやり方を見つけ、前に進むための一助となれば幸いです。


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