
みそすーぷ
(23歳、一橋大学4年)
〈受験情報〉
学習スタイル:CPA会計学院(通信)
▶トップ画像はみそすーぷさんが使用してきたテキストたち(本人提供)
会計士として社会に貢献したい!
私が公認会計士を目指したのは、小さい頃に抱いていた「警察官になりたい」という夢に似た役割を感じたからです。幼い頃から「正義に貢献したい」「社会の秩序を守りたい」と思う気持ちが強く、警察官という職業に憧れていました。
しかし、進学や将来について考える中で、ビジネスに関わる仕事がしたいと考えるようになりました。そんな中で見つけたのが、会計士という職業です。
会計士は、企業の財務情報をチェックし、不正や誤りを防ぐことで、透明性を確保し、社会全体の信頼を守る役割を担っています。
この責任の重さと、社会への貢献度の高さが、私が憧れていた警察官の役割と似ていると感じ、自分の興味にも合致していると感じました。
このような理由から、会計士という道を選び、社会に貢献する仕事を目指すことに決めました。
総合点数の順位を気にしながら勉強
私が学習計画を立てる上で最も意識していたのは、予備校で繰り返し言われていた「答練を基準にする」という基本を徹底することでした。
通信生として自宅で学習していましたが、特に論文式試験の答練については、全ての答練をライブ実施日に合わせて受験することを徹底していました。
この習慣を守ることで、自分の進捗状況をリアルタイムで確認し、各科目の勉強時間をバランスよく確保することができました。
また、私は答練や模試において、総合点数の順位を非常に気にしていました。
順位を追うことで、自分の得意分野と苦手分野をより明確に把握することができ、それに応じて学習時間の配分を調整しました。
「公認会計士試験の勉強は自分との戦い」と言われることがありますが、私自身はこの試験を「合格者の椅子を他人と競い合う試験」と捉えていました。
そのため、明確な競争相手を意識することで、勉強に自然と競争感覚を取り入れることができました。
短答式試験は3回目の挑戦で合格
私は短答式試験に苦戦し、3回目の挑戦でようやく合格することができました。
この経験を振り返ると、合格の決め手となったのは「不合格時の本試験問題の徹底分析」でした。
2度の不合格から学んだことは、単に知識を詰め込むだけではなく、本試験で出題される問題の傾向や特性を深く理解することの重要性です。
本試験の問題を一つ一つ振り返り、「どのようにテキストや問題集を活用していれば解けたのか」「間違えても影響が少ない問題はどれか」といった点を徹底的に分析しました。
そして、その分析結果を普段の勉強にしっかり反映させることを心がけました。
音楽系の部活動との両立
私は音楽系の部活動に所属しながら会計士試験の勉強を進めていました。
部活動と勉強を両立する中で特に意識していたのは、優先順位をしっかりと見極めることでした。
演奏会に向けての準備が必要な時期には、出演する曲数を調整することで勉強時間を確保していました。
部活動のスケジュールをあらかじめ把握し、無理のない範囲で計画を立てることで、どちらも疎かにせずに取り組むことができました。試験勉強との両立を支えてくれた部活動の仲間には、非常に感謝しています。
大きな試験の後はリフレッシュを心掛ける
会計士試験の勉強は長期間にわたるため、モチベーションを保つことがとても重要です。
特に本試験の直前期は体力的にも精神的にも疲労が蓄積します。
私の場合、直前答練や模試が終わった後には、受験友達とサウナに行ったり、思い切り好きなものを食べたりすることでリフレッシュするのをマイルールとしていました。
「努力の後には楽しい時間が待っている」と思えることで、日々の勉強に集中することができました。
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