【会計士合格体験記】CPAのカリキュラムをフル活用し、初学一発合格を達成!


ニューヨーク
(21歳、千葉大学3年)

〈受験情報〉
学習スタイル:CPA会計学院(通信)
▶トップ画像はニューヨークさんを支えたテキストたち(本人提供)

自分に強みが欲しいと勉強を開始

私は学生時代からなにか自分だけの強みがあると感じたことがなく、これといった個性がないことが非常にコンプレックスでした。
そのため将来は、なんとなく就活して誰にでもできるような仕事をするのではなく、自分だけの強みを身に着けて特別な仕事をしたいと思いました。
それが最初に会計士を目指そうと思ったきっかけです。

僕のように他人に誇れるような強みがない人や、大学受験に失敗して自分の学歴に自信が無い人など、多くの人が自分にコンプレックスを持っていると思います。

そのような人たちにはぜひ会計士を目指してほしいです。
誰にでも受験資格があるため今までどのような人生を歩んできたかなどは全く関係なく、この試験に合格さえすれば今まで抱えていたコンプレックスはほとんど解消され、自分に大きな自信を持つことができます。

私も論文式試験に合格したその日から、周りに誇れることが一つ増えて自信を深めることができました。

勉強はCPAのカリキュラムに沿って復習を徹底

私はCPA会計学院の通信コースだったのですが、CPAでは入学時期に応じて各自に標準日程表が割り当てられます。
私はCPAの高い合格実績を信用していたため、自分で講義消化のスケジュールなどを考えることはなく、完全にこの日程表通りにレギュラー講義や答練を消化しているだけでした。

それで短答式試験も論文式試験も十分に合格ラインに届きましたし、どの予備校に所属しているにしろ、各予備校からやれと言われたことをしっかりとやることが最も重要だと思います。
そのため、よほど忙しくなければスケジュール管理などで不安を抱える必要はないと思います。

講義の復習について心がけていたのは、その日に視聴する講義の内容については、絶対にその日のうちに自分の中で理解して消化しておくことです。
なんとなく講義を視聴してあまり理解もできず、「また今度もう一回見直せばいいや」ということを繰り返していると、後々の復習が確実にしんどくなりますし、効率が悪いです。
あとで見返せばいいやというのを一度許してしまうと癖になっていきますし、結局見返すことを忘れて多くの論点が理解不十分なままになる危険があると思います。
そのため講義は倍速で視聴していましたが、適宜一時停止などもして一個一個の論点を確実に取りこぼさないように意識していました。

また、私は初学一発合格だったのですが、追加料金の発生する難しめの教材などは全く利用しておらず、基本的にレギュラー講義と論文ダイジェスト講義というものだけを日程表通りに消化していました。

CPAにはコントレと呼ばれる教材など、経験者向けの教材もそろっています。
しかし初学者にはこれを推奨しておらず、日程表に記載のある講義のみで十分合格できると言われます。私もこれは間違いないと思いましたし、周りの受験生を見ていると自分もやらなくて大丈夫かと不安になってしまいますが、下手に手を出すことは逆にキャパオーバーの危険もあります。そのため、まずはレギュラー講義の内容を完璧にすることが大切だと思います。

初学一発合格の秘訣はバランス感覚!

私は大学1年生の10月ごろから会計士試験の勉強を始めました。
そのため1年生のうちは大学の講義にもある程度集中できフル単もできていました。
2年生以降は、大学の講義の数はうまく減らしながら調整していました。

どちらも完璧にこなすことが理想ですが、それを求めた結果が試験に響いてしまう様では元も子もありません。
留年しない程度にバランスをとっていくことが必要不可欠だと思います。

また、友達と遊ぶ時間も当然に少なくなってしまいますが、まったく友達と会わずに引きこもって勉強することは危険だと思います。
私は月に1回以上は絶対に友達と飲みに行っていましたし、意図的に息抜きの時間を作っていました。長期の受験になるためうまく自分を解放してモチベーションをコントロールすることが大事だと思います。

【こちらもオススメ!】
合格体験記の一覧


関連記事

ページ上部へ戻る