わたしの独立開業日誌 #行政書士・古野博子
- 2025/4/3
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障害福祉専門の行政書士
はじめまして。
大阪で障害福祉専門の行政書士事務所、フローライト行政書士事務所を開業した古野博子と申します。
元々からの独立志向というわけではなく、成り行きで開業しましたが、私の体験記がお役に立てば幸いです。

国家資格なら何でも良かった
私は子供のいない専業主婦だった期間が長く、時間だけはあったので、身内が「今のうちに資格でも取ったらどうか」と勧めてくれました。
せっかく時間があるのだから、短期間で取れる簡単なものではなく、一年ぐらいかかりそうな国家資格を探すことに。
資格スクールで、社会保険労務士と行政書士を知り、どちらもよくわからなかったので「独立開業に向いている」と書かれていた行政書士を選びました。
その時点では行政書士がどんな仕事かは理解していませんでしたが、目的は国家資格を取ることだったので、気にしませんでした。
勉強は嫌いではなかったため、毎日のように朝から晩まで勉強し、一年後、33歳の時に合格。
働く気はなかったので、合格してもまだ行政書士がどんな仕事なのかは理解していませんでした。
39歳で初めての就職
その後、出産を経て、39歳の時、将来のために仕事をしようと思いましたが、職歴がない私が応募できるところはほとんどなく、行政書士試験に合格していることを活かし、司法書士行政書士事務所に採用してもらえました。
受験時は想定していませんでしたが、資格を取っておいて良かったと痛感しました。
その事務所では、個人で仕事を受けてもよいとのことだったので、行政書士登録することにしました。登録後、自分の仕事を受けることはありませんでしたが、支部行事等には積極的に参加しました。
ほかの先生たちがどのように仕事をしているのかを知ることができて良かったですし、一緒に障害福祉の仕事をしないかと声をかけていただくこともできました。
そして、2年弱で司法書士行政書士事務所を辞め、障害福祉専門の行政書士のお手伝いをさせてもらうようになりました。
独立は避けてきた
私は独立・開業する気は全くありませんでした。営業が苦手で仕事が取れるとは思えなかったし、家庭との両立も不安だったので、ほかの先生の仕事を手伝うぐらいの働き方がちょうど良いと思っていました。
手伝いならば、営業する必要もないし、自分に無理のないペースで働けるからです。
最初は、障害福祉について全然わからず苦戦しましたが、慣れてくると楽しくなり、そこで長く手伝っていくつもりでした。
それなのに2年半経った頃、突然、私を含めた全員が辞めざるを得ない状況になりました。
仕方なく私は就活を始めようとしたのですが、その事務所の補助者2人が「一緒に何か始めよう」と話しているのを聞いて、私も参加させてもらい、3人で行政書士事務所をスタートすることにしました。
何の準備もない状態でのスタート
そんな状態で突然、開業することになったため、事前準備はゼロの状態。
急いで物件探し。幸い、一緒に辞めた別の行政書士と共同事務所にすることができて、賃料を安く抑えられました。
デスクやチェアはレンタルしましたが、初期費用を抑えられるし、転居時にサイズの合うものに変更できるのでオススメです。
初期の集客は補助者がDMを送ったり、飛び込み営業で取ってきてくれました。
私はXを始めたり、交流会に参加するなどして、仕事を紹介していただきました。

補助者がいたから開業できた
ひとりが気楽で良いと言う方も多いですが、私はひとりだったら不安で、本格開業できませんでした。補助者がいたから、一歩を踏み出せたので、一人で不安な人は、信頼できる友人等とスタートしても良いと思います。
補助者がいることで、お客様からそれなりの規模があるとして信頼を得られることもあります。
最初は赤字でしたが、もし一人だったら、今の売り上げに達するスピードはもっと遅かったと思います。
とくに女性は初めてのお客様と会う時など、補助者がいることで、リスク回避できるメリットもあります。
「行政書士は食べられない」とよく言われますが、以前は私もそう思っており、なりゆきで開業したものの、自信はありませんでした。
ですが、交流会等に行くと、当時、障害福祉専門の行政書士は少なかったため、「珍しい」と言われ、それゆえに仕事を紹介してもらえることが多く、助かりました。
細く長く続けていきたい
営業のためにXを始めたところ、士業の知り合いが増え、仕事を紹介していただけるようになりました。仕事だけでなく、こうしてこの記事を書くご縁をいただけたのもXのおかげですし、そのほか、楽しい企画等にもXを通じた出会いのおかげで機会をいただけました。
もともと独立開業するつもりはありませんでしたが、気づいたら、周囲の状況が自然と進ませてくれた気がします。今後は拡大志向はないので、細く長く続けていけたらいいなと思っています。
<プロフィール>
古野 博子(ふるの ひろこ)
1977年生まれ。2011年1月行政書士試験合格。2017年1月行政書士登録。
障害福祉専門の行政書士の元で経験を積み、2022年4月、補助者2名とともにフローライト行政書士事務所として本格開業。
障害福祉専門の行政書士として、障害福祉事業所の開所や運営サポートを行っている。
HP https://office-fluorite.com/
X https://x.com/furunofluorite