【会計士合格体験記】合格するために必要な勉強を逆算して、進捗をこまめに管理!


モモ
(20代)

〈受験情報〉
学習スタイル:CPA会計学院(通学)
▶トップ画像はモモさんの利用してきたテキスト・問題集(本人提供)

直感的に会計士を目指す

大学3年生の終わり頃、民間企業の就職活動をするなかで、大学生活で頑張ったことがなにひとつなく将来やりたいことも見つからず漠然とした不安を毎日抱えていました。
そんな時にネット広告でたまたま公認会計士という資格を知り、「これだ!」と直感しました。

また、専門性を身につけることができ、安定した収入が見込める一方で、将来は幅広いキャリアがある点に魅力を感じました。

合格までにかかる年月を考えると、同級生に比べて社会人になるタイミングが遅くなったり、合格できるのかという不安、親にも迷惑をかけてしまうことに対する罪悪感がありましたが、それよりも会計士に対する憧れや目指してみたいという気持ちが上回ったため、挑戦することに決めました。

予備校の決め手

勉強を始めた2022年頃は、ちょうどCPAの合格実績が他校を上回り勢いがあった時でした。

会計士を目指すにあたってどの予備校がいいのかネットで調べるうちにCPAが講師陣の層の厚さ、講義のわかりやすさで評判が良いことを知りました。
大学受験の際にもオンライン講義が中心の塾に通っていたため、オンライン授業中心のCPAであれば自分のペースでの勉強が可能だと感じました。

また、他の予備校と比較して理解重視の講義であることを謳っていて、その点が自分に合っているなと感じました。
また、自宅の近くに校舎があることも決め手でした。当時は新宿校舎が比較的できたばかりだったからか、自習室も適度に空いていてここで勉強したいなと思ったことも決め手となりました。

勉強計画

勉強期間のほとんどが、専念生としての勉強でした。
時間が多くある分方向性を間違った勉強をしないようにスタディプラスで科目ごとの勉強時間を管理し、スケジュール帳で1ヶ月ないしは1週間ごとの勉強内容の管理をしていました。

短答試験に一度落ちたときは答練を後回しにしてしまう傾向があったのを反省し、それ以降は答練をオンタイムで受けること、答練や本試験から逆算して勉強スケジュールを立てることを意識しました。

また、短答式試験合格後は積極的に講師との受講相談を行い、自分の成績や勉強内容をふまえて勉強の方針があっているかを定期的に確認するようにしました。
これは成績面のみならず精神面においても実践してよかったと思っています。

勉強方法

計算科目があまり好きではなかったので、自習室に行ったらまずは計算科目のタスクを終わらせることを日課としました。
そのおかげで苦手な計算から逃げることなく向き合うことができるとともに、集中力が切れてくる午後以降に好きな科目をすることができるので、1日を有効に使えたと思っています。

合格の決め手

私は短答式試験と論文式試験それぞれ一度ずつ落ちています。
振り返ってみれば不合格のときは「自己満足な勉強」としてこの勉強をやりたい、この分野を得意にしたいなどを優先していました。

一方で、合格した時は「受かるために必要な勉強はなにか」と逆算して勉強することを意識して勉強しました。
あくまで会計士試験は相対式の試験であることを踏まえると、合格のために必要なことを見極めて限られた時間を有効活用することが大事だと思いました。

受験生へのメッセージ

膨大なテキストや必要とされる勉強期間、合格率などに圧倒されたり、不安を感じる場面が多くあると思います。
実際に私も2年の期間を要し、5000時間ほどの勉強をしました。

しかし合格した際の喜びは何にも代え難いもので、これまでの勉強の苦しさや不安は全て吹き飛びました。
時間を要する難関試験だからこそ合格した時は嬉しいですし、これからのキャリアが充実したものになると思っています。

また,CPAの講師陣やテキストを信じて勉強すればいずれ合格の道が見えてくると思います。応援しています!

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