<連載2>税理士試験・会計士試験・簿記検定 重要論点「収益認識・棚卸資産」集中ゼミ(第27回)ー復習:収益認識①

集中ゼミ

穂坂治宏(税理士)

Q1 収益認識の基本原則は、約束した( ① )又は( ② )の顧客への移転をその( ① )又は( ② )と交換に企業が権利を得ると見込む( ③ )で描写するように,収益を認識することである。★★★

A
① 財
② サービス
③ 対価の額
*収益認識基準16

Q2 収益認識の5つのステップは?★★★
① 顧客との( ① )を識別する。
② 契約における( ② )を識別する。
③ ( ③ )を算定する。
④ 契約における( ② )( ③ )を配分する。
⑤ ( ② )を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。

A
① 契約
② 履行義務
③ 取引価格
*収益認識基準17

Q3 ( ① )とは,法的な強制力のある権利及び義務を生じさせる複数の当事者間における取り決めをいい,書面、口頭、取引慣行等により成立する。★★

A
① 契約
*収益認識基準5,20

Q4 ( ① )とは、財・サービスの顧客への移転と交換に企業が権利を得ると見込む対価の額をいい,第三者のために回収する額を除く。★★

A
① 取引価格
*収益認識基準8

Q5 契約において約束した個別の財又はサービスの( ① )の比率に基づき,それぞれの履行義務に取引価格を配分する。★★

A
① 独立販売価格
*収益認識基準9,68

〈執筆者紹介〉
穂坂 治宏
(ほさか・はるひろ)
税理士試験の簿記論と財務諸表論の受験指導をしている税理士。ネットスクールで簿財(標準)を担当。本誌「会計人コースWEB」への執筆も多数。著書に『ど素人でもわかる簿記・経理の本』(翔泳社)などがある。

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「資産の評価は原価か、時価か-混合測定という考え方」「リサイクリングは何がわかりにくいのか?」など、受験生が理解しにくい論点などの解説が掲載されています。

*本連載は、会計人コース2020年6月号付録「スリー・ステップ式財表理論パーフェクトNavi2020」の一部を再構成したものです。


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