長島 正浩(茨城キリスト教大学教授)
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問題(空欄補充)
受取手形,売掛金,貸付金その他の債権の貸借対照表価額は,( ① )から貸倒見積高に基づいて算定された( ② )を控除した金額とする。ただし,債権を( ③ )より低い価額又は高い価額で取得した場合において,取得価額と( ③ )との差額の性格が( ④ ) と認められるときは,( ⑤ )に基づいて算定された価額から貸倒見積高に基づいて算定された( ② )を控除した金額としなければならない。
解答・解説
① 取得価額
② 貸倒引当金
③ 債権金額
④ 金利の調整
⑤ 償却原価法
*金融商品会計基準14項
”回収できそうな金額で決まり!”
◎復習しましょう!
1.CF計算書
2.一株当たり当期純利益
〈執筆者紹介〉
長島 正浩(ながしま・まさひろ)
茨城キリスト教大学経営学部教授
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。簿記学校講師,会計事務所(監査法人),証券会社勤務を経て,専門学校,短大,大学,大学院において非常勤講師として簿記会計や企業法を担当。その後,松本大学松商短期大学部准教授を経て,現在に至る。この間35年以上にわたり,簿記検定・税理士試験・公認会計士試験の受験指導に関わっている。
*本連載は,『会計人コース』2020年1月号付録『まいにち1問ポケット財表理論』に加筆修正したものです。