この夏読みたい会計・税務関係の課題図書⑥―長島正浩先生(茨城キリスト教大学教授)が受験生・ビジネスパーソンにオススメする本 :神田秀樹『会社法』(弘文堂)


長島 正浩(茨城キリスト教大学教授)

会社法は会計制度と密接に関係しており,また合格後の実務では必須の知識といえます。

税理士試験の科目にないため,あまり知識がない受験生も多いと思いますが,受験生に限らず,ビジネスパーソンにとって「会社」とはどのようなものか具体的にイメージすることは非常に重要です。

ですので時間のある夏休みに一通り通読して全体像を把握するとよいでしょう。

本書は会社法の権威である神田秀樹先生(東京大学名誉教授・学習院大学大学院教授。実は私の大学院の師匠なんです(笑))が執筆されており,現在第24版まで版を重ねています。

数多くの会社法に関するテキストが刊行されている中で,内容的に信頼できるオススメのテキストです。

(著者紹介)
長島 正浩(ながしま・まさひろ)
茨城キリスト教大学経営学部教授
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。簿記学校講師,会計事務所(監査法人),証券会社勤務を経て,専門学校,短大,大学,大学院において非常勤講師として簿記会計や企業法を担当。その後,松本大学松商短期大学部准教授を経て,現在に至る。この間35年以上にわたり,簿記検定・税理士試験・公認会計士試験の受験指導に関わっている。

◎なお、本日より長島先生の新連載『会計士・税理士・簿記検定 財務会計のセンスが身につくプチドリル』がスタートします。
受験生の基礎知識習得をサポートする内容。
ぜひご活用ください!


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