問題:金融商品会計基準①
時価の変動により利益を得ることを目的として保有する有価証券(以下「 ① 」という。)は、( ② )をもって貸借対照表価額とし、評価差額は( ③ )として処理する。
解答・解説
① 売買目的有価証券
② 時価
③ 当期の損益
*時価の変動により利益を得ることを目的とした「金融投資」は、期末時価で評価し、評価差額を当期の損益とします。「金融投資」の代表が売買目的有価証券であり、その評価と評価差額の基本的な取扱いに関する出題です(金融商品会計基準15)。
【執筆者紹介】
穂坂 治宏(ほさか・はるひろ)
税理士試験の簿記論と財務諸表論の受験指導をしている税理士(簿財法所消)。ネットスクールで簿財(標準)を担当。月刊誌「会計人コース」(現在は休刊)への執筆も多数。著書に『ど素人でもわかる簿記・経理の本』(翔泳社)などがある。
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*本連載は、「会計人コース」2019年3月号「忙しくても〈簿・財〉電卓いらずのちょい解きエクササイズ67」を大幅に加筆修正したものです。