問 題 概念FW①
討議資料「財務会計の概念フレームワーク」における財務報告の目的は、( ① )の基礎となる情報、つまり投資家が( ② )を予測するのに役立つ企業成果等を開示することである。この目的を達成するために会計情報に求められる最も基本的な特性は( ③ )であり、( ④ )と( ⑤ )の2つの下位特性により支えられている。
解 答
① 企業価値評価
② 将来キャッシュフロー
③ 意思決定有用性
④ 意思決定との関連性
⑤ 信頼性
→討議資料 財務会計の概念フレームワーク、第2章1-2
【執筆者紹介】
村上 翔一(むらかみ しょういち)
明治大学大学院経営学研究科博士後期課程修了(博士(経営学))。明治大学専門職大学院会計専門職研究科教育補助講師、敬愛大学専任講師を経て現在敬愛大学経済学部准教授。
<主な論文>
「保有者における電子マネーの会計処理」『簿記研究』(日本簿記学会)第2巻第1号、2019年(日本簿記学会奨励賞)
「ICOに関する会計処理」『敬愛大学研究論集』第98号、2020年
「ブロックチェーン技術の進展と簿記」『AI時代に複式簿記は終焉するか』(岩崎勇編著)、税務経理協会、2021年
「ブロックチェーンを活用した取引や簿記への影響―スマートコントラクトとトークンエコノミーを中心として―」『AI時代のコンピュータ会計と簿記―最終報告書―』(日本簿記学会簿記理論研究部会)、2021年
※本連載は「会計人コース」2020年2月号掲載「1問1分で時短復習 簿・財重要ポイント50」を加筆・修正したものです。