【簿・財】間違えてはいけない重要論点 最終チェック20問 ①現金過不足の処理


平井 孝道
(株式会社M-Cass 代表取締役)

 税理士試験(簿記論・財務諸表論)まで毎日(土日祝日を除く)出題!

 専門学校や大学で、簿記検定講座(3級~1級)や税理士講座(簿記論)、公認会計士講座(財務会計論・管理会計論)など15年を超える指導経験をもつ平井孝道先生に、実際の本試験の問題を改題のうえ、頻出の典型論点を20題作成していただきました。

問 題

 次の仕訳を示しなさい。

 期末日において会社金庫に次のものが保管されていた。なお、現金預金勘定の残高は330千円である。収入印紙及び郵便切手は適正に処理済みである。

 ・紙幣及び硬貨300千円
 ・他人振出小切手50千円
 ・収入印紙80千円
 ・郵便切手50千円
 ・自己振出の未渡小切手250千円(経費支払いのために振り出したもの)

解答

(借) 現金預金 20 (貸) 雑収入 20
    現金預金 250     未払金 250

【執筆者紹介】
平井 孝道(ひらい・たかみち)
株式会社M-Cass  代表取締役
日商簿記検定1級合格、税理士試験2科目合格、公認会計士試験合格。専門学校や大学で、簿記検定講座(3級~1級)や税理士講座(簿記論)、公認会計士講座(財務会計論・管理会計論)などの15年を超える指導キャリアをもつ。

※ 本記事は、会計人コース2020年8月号収録「簿・財 間違えてはいけない重要論点 最終チェック20問」を編集部で再構成したものです。


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